KPT Quarter 日本語版
KPT Quarter. このテンプレートの説明
Keep、Problem、TryをQuarter(四半期)ごとに繰り返すためのテンプレート。Quaterでサイクルすることで継続した進捗につなぐことができます。チームの振り返りや個人のセルフマネジメントで使う想定です。
継続的に振り返りをすることで振り返り自体の進め方にも慣れていきます。
フリーランスなどの個人で振り返る時は、Keepで言語化する事でモチベーション意地、向上のセルフマネジメントにも繋がります。新しい課題を見つけることができます。
Miro上では JiraやAsanaのチケットにすることも出来ます。必要な場合はプロジェクト管理システムの課題として追加します。
フレームワークを使った進め方
このフレームワークの目的は、チームの成果や、個人の仕事、学びを加速させることです。言語化して次の行動を具体化して、早期に確実に進捗させることです。
ファシリテーター、司会役を立てましょう。
ファシリテーターはすべてのステップで10分程度を目安に進めてください。
あまり悩みすぎずに時間でくぎって進めましょう。
各ステップの説明もボードに記載されています。
以降はステップの説明
この過程、時間はファシリテーターが非常に重要な役割を果たします。
チームメンバーが書き出しやすくする為に、次のステップを提案します。
1.Keep、Good jobを書き出すことから始めましょう
ささいなことでも、成功したこと、良かったこと、TryやPlanの成果を書き出します。
2.Problemを書き出す
ファシリテーターは参加者に否定的なことや問題点を書き出すように促します。
ここで大事なことは、Problemは次の改善のための材料になることを理解してもらうことです。課題になるもの、Tryのヒントになることです。書き出しづらい失敗などもチームや仕事をより良くするためのダイヤモンドの原石であることを伝えて進めます。
4.Try、Next Plan、Issue
KeepとPloblemに書き出したことから次のアクションを書き出します。ファシリテーターは、参加者自身が考えるように努める事が大事です。ファシリテーターやチームリーダーは、なるべく答えを教えないようにしましょう。なぜなら、Planを実行するのはメンバーであるからです。自走できる為のきっかけ作りの時間にもなります。
TIPS
Miroの機能を活用することで、参加者の頭の中にあるイメージを可視化し、統一することができます。
1.付箋のKeepとProblemをTryにつなげることで、Tryの情報源を可視化することができる。これは必要に応じて線で接続しましょう。
2.MiroのボードはJira Software、Asanaのチケットとして書き込むことが出来ます。プロジェクトなどの場合は、必要に応じて機能を最大限に使いましょう。
3.メンバーたちは付箋にリアクションやスタンプを使ってチームの発言しやすい環境作りや、同意や疑問を表現しましょう
2024年3月16日アップデート 深堀りカードを追加しました。
使い方と利用例もボードへ追加しております。