オンラインフィッシュボウル ディスカッション テンプレート

オンラインフィッシュボウル ディスカッション テンプレートについて

Workshop Tactics は、参加者のファシリテーションスキルを向上させるためにこのテンプレートを作成しました。オンライン会議は聞き取りずらく、時に発言は途中で遮られたり、他の人とかぶってしまいます。結局のところ、声の大きい人の発言が勝利を収めることになります。このような問題を解決するために、Workshop Tactics はオンラインフィッシュボウル ディスカッション テンプレートを作成しました。このテンプレートを使えば、参加者全員がディスカッションで発言できるようにチームを簡単に誘導することができます。

オンラインフィッシュボウル ディスカッション テンプレートとは？

このテンプレートは、議論を円滑に進め、参加者全員に発言機会を与える手法として広く知られている、仮想フィッシュボウル ディスカッションをオンラインで実現します。テンプレートでは、オンラインの仮想会議室を用意しており、参加者は自分のアバターを椅子に座らせて、あらかじめ選択したトピックについて対話します。

オンラインフィッシュボウル ディスカッション テンプレートを使用するメリット

オンラインフィッシュボウル ディスカッション テンプレートは、進行役と参加者がより効率的で生産的な議論を行うのに役立ちます。ディスカッションで参加者同士が個別で話し合うのを防ぎ、ダイナミックなフォーマットによってより多くのトピックがカバーできます。

また、オンラインフィッシュボウル ディスカッションは非常に包括的な手法で、誰もが参加でき、どのようなトピックでも自分の意見を述べることができます。普段はディスカッションやディベートには参加しない人でも、この「ディスカッション スペース」であれば進んで席に座ってくれるはずです。

オンラインフィッシュボウル ディスカッションがもたらすその他のメリットを紹介します。

• このツールを使えば、広い部屋を確保してたくさんの椅子を並べる必要はありません。

• オンライン形式のディスカッションは、近くにいる人だけでなく、海外にる人も参加を可能にします（もちろん移動や宿泊の必要はありません）。

• 始めにルールを決めてしまえば、あとは自律的にディスカッションが進行していきます。

オンラインフィッシュボウル ディスカッション テンプレートの使い方

このテンプレートは、お持ちのあらゆる Miro のワークショップボードに簡単に追加できます。

オンラインリモート フィッシュボウル ディスカッションの設定方法

1. 既製のオンラインフィッシュボウル ディスカッション テンプレートを選択します。

2. テンプレートのアバターに、写真や名前など、参加者と識別できるものを追加します。

3. テンプレート中央の椅子にすぐに移動できる場所にアバターを配置してもらいます。

4. Miro のボードのリンクを参加者と共有します。

5. 全員が自分のアバターを把握していることを確認します。椅子など固定しておくべきボードの要素をロックします。

6. フィッシュボウル ディスカッションの仕組みを全員に説明します。

7. 民主的な話し合いでトピックを決定してもらいます。フィッシュボウル ディスカッション テンプレートの横に、トピックを書き込むための付箋を追加します。全員で関心のあるトピックに投票してもらいます。得票数の多いトピックだけを残し、順番に並べます。

オンラインリモート フィッシュボウル ディスカッションの始め方

1. 2 名のボランティアにディスカッションの中心の席に座ってもらいます。1 つのトピックにつき 10 分程度のタイマーを設定してディスカッションを始めてもらいます。

2. 誰かがアバターを空いている席に移動させたら、ディスカッションの中心の席に座っている 2 人のうち 1 人に席を譲るよう依頼します。他のアバターたちがいる場所に戻ってもらいます。

3. これをタイマーが終了するまで続けます。タイマーが終了したら、同じトピックを続けるか、次のトピックに移動するかを参加者に確認します。

4. セッションが終わるまでこれを繰り返します。