UX プロジェクトキャンバステンプレート
UX やデザインプロジェクトの全体像を視覚化しましょう
UX プロジェクトキャンバステンプレートについて
UX プロジェクトキャンバスとは
このプロジェクトキャンバスは、アレクサンダー・オスターワルダー氏のビジネスモデルキャンバスからインスピレーションを得たもので、チームは UX とデザインプロジェクトの全体像を視覚化することができ、重要なデータをすべて管理できる便利な構造をしています。
このプロジェクトキャンバスは、作家兼 UX デザイナーであるジム・カルバッハ氏が、Citrix、エルゼビア・サイエンス社、その他の大規模な国際企業と共同で作成したものです。カルバッハ氏によると、プロジェクトキャンバスは、退屈だと思われがちなプロジェクトを定義するトピックが、活気のある魅力的なものになるよう設計されています。これによって、チームはプロジェクトを定義する主要な要素を一つのグリッドで視覚化することができます。
UX プロジェクトキャンバスを使用するメリット
UX プロジェクトキャンバスは、アイデアをプロジェクト計画に変換し、プロジェクト参加者全員(プロジェクトチーム、スポンサー、関係者など)とのコラボレーションやコミュニケーションを促進する革新的なツールです。概要を 1 ページに明確に示すことで、さまざまなプロジェクトトピック(範囲、時間、コスト、リスク、チームなど)間の関係を明確にすることができます。
Miro のプロジェクトキャンバスは、他のモデルとは異なり、シンプルなインターフェースです。そのため、従業員は簡単に使い方を習得して、すぐに使い始めることができます。
UX プロジェクトキャンバスの使い方
UX プロジェクトキャンバスは、チームが新しい UX デザインプロジェクトに取り組んでいる場合にも、既存のプロジェクトを構築したい場合にも、効果的なツールです。このプロジェクトキャンバスは、プロジェクトマネージャー、デザイナー、コンテンツマネージャー、UX/UI スペシャリスト、開発者、クライアント代表者が利用するのに役立ちます。チームメンバーがプロジェクトの状況を素早く把握する必要がある、新しいプロジェクトを計画する、関係者と相談する、またはイテレーションするときに、このキャンバスを使用することができます。
プロジェクトキャンバスを成功させる 5 つの要因をを以下でご紹介します:
このプロジェクトにはどんな特長がありますか?できるだけ詳細に説明しましょう。
このプロジェクトを完成させる理由は何ですか?プロジェクトを事業目標やチームの目的と結び付けて説明しましょう。
プロジェクトの完成をサポートしてくれるメンバーは誰ですか?プロジェクト全体で相談する関係者や対象分野の専門家をリストアップしましょう。
プロジェクトの完成はいつですか?タイムラインはどう表示されていますか?
プロジェクトの完成をどのように計画していますか?プロセス全体のステップをリストアップしましょう。
UX プロジェクトキャンバスの作成
Miro のホワイトボードツールは、プロジェクトキャンバスを作成し、共有するのに最適です。今日から、Miro の UX プロジェクトキャンバステンプレートを使い始めましょう。
また、Miro では線用の UX デザインツールを使ってすべての UX デザインプロセスを管理することもできます。オンラインのツールやテンプレートで UX デザインプロセスを効率化しましょう。
SAFe プログラムテンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, 図表作成, アジャイルワークフロー
アジャイルモデルは多くの組織で使用されています。すべてのアジャイル標準を厳密に順守していない企業でも、アジャイルツールやプログラムインクリメント(PI)プランニングのような手法を取り入れています。正式な PI セッションを採用していなくても、プログラムボードは、チームや関係者とのコミュニケーションを活発にすることができます。また、開発目標とビジネス目標を一致させ、依存関係を明確にし、部門横断的なコラボレーションも可能にします。プログラムボードは、計画セッションに必要な構造を提供し、ブレインストーミングや調整会議にも対応できるような適応性を持っています。
製品ツリー管理テンプレート
活躍するシチュエーション:
Design, Desk Research, Product Management
製品ツリー管理(製品ツリーゲームや製品ツリー優先順位付けフレームワークとも呼ばれる)は、プロダクトマネージャーが製品機能の要求を整理し、優先順位をつけるのに役立つビジュアルツールです。このツリーは、製品ロードマップを表し、顧客や関係者から集めたフィードバックの反映をゲーム化し、製品やサービスをどのように成長させ、形づくるかを検討する手助けとなります。一般的な製品ツリーは、4 つの象徴的な要素で構成されます。幹は構築中の既存製品の機能、枝は製品やシステムの機能、根は技術要件やインフラ、葉は製品機能の新しいアイデアを表しています。
費用便益分析テンプレート
活躍するシチュエーション:
リーダーシップ, 意思決定, 戦略プランニング
日常的に数多くの意思決定が行われる中、それがリスクの高いものである場合、その選択を行うことがすべてビジネスや組織のプレッシャーになります。リスクや利益を分析するにはシステマティックな方法が必要です。費用便益分析では、賢明な判断が必要なものを明確にします。このテンプレートは、CBA を実施して、新しいプロジェクトやビジネス提案のメリットやデメリットを検証するのに役立ち、最終的には会社が貴重な時間、コスト、社会資本を保持することができます。
プロダクトマーケットフィット(PMF)キャンバステンプレート
活躍するシチュエーション:
マーケットリサーチ, 戦略プランニング, プロダクト管理
プロダクトマーケットフィット(PMF)テンプレートは、プロダクトチームが、製品デザインを提供して、顧客や市場のニーズを満たすのに役立ちます。このテンプレートでは、製品を 2 つの側面から見ていきます。1 つは、製品がユーザーのニーズにどう適合するか、そしてもう 1つは、完全にデザインされた製品が、市場の状況にどう適合するかを確認します。こうした指標を組み合わせることで、顧客が製品を使用し希望する方法から市場需要まで、製品を総合的に理解することができます。顧客と製品品質を並べて比較することで、ユーザーは、製品分野や重要な指標をより深く理解する必要があります。
オンラインスケッチテンプレート
活躍するシチュエーション:
UX デザイン, デスクリサーチ, デザイン思考
期待できるアイデアを用いて本格的に取り組む前に、高レベルから考え、それがどう機能し、どれくらい目標に合っているかを把握しましょう。それを行うのがスケッチです。このテンプレートは、ウェブページやモバイルアプリのスケッチ、ロゴの設計、イベントの計画など、プロトタイプの初期段階に適した強力なリモートコラボレーションツールです。スケッチをチームと簡単に共有し、それを変更したものをベースとして作り上げる前に、各段階のスケッチを保存することができます。
RAID ログテンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, プロジェクト管理, アジャイルワークフロー
RAID ログは、リスク、前提条件、課題、依存関係という 4 つの分野に着目し、プロジェクト計画の策定をサポートするツールです。リスクは、プロジェクトに悪影響を及ぼす可能性のある潜在的な問題を指します。前提条件は、発生すればプロジェクトを成功に導くことができる事象を指します(発生しなければプロジェクトに悪い結果をもたらします)。課題は、すでに発生してプロジェクトに悪影響を及ぼしたリスクを指します。依存関係は、プロジェクトを進行させるために開始または終了させる必要がある関係を指します。RAID ログは、プロジェクトの開始時に多く使用されますが、進行中のプロジェクトの調整や状況を共有するのにも有効なツールです。