チームチャーターテンプレート
目的や目標に向かってチームを 1 つにまとめましょう
チームチャーターテンプレートについて
チームチャーターとは?
チームチャーターとは、チームの目的や目標、それらの達成に必要なステップをまとめた文書です。チームチャーターは、すべてのメンバーが集中し、目指すべき方向性を視覚化します。協力して作成したチームチャーターは、メンバーの結びつきを強める有効な手段です。
チームチャーターテンプレートの活用方法
チームチャーターテンプレートは、新しくチームを設立したとき、既存チームに新メンバーを加えたとき、あるいはチームでの在籍期間にかかわらず、改めてチームの連携を強化したい場合に有効なフレームワークです。どのような組織であっても、チームチャーターをすぐに作成することには多くのメリットがあります。
チームチャーターを使用するメリット
チームチャーターは、チームを正しい方向に導き、責任分界点を明確にし、初動を正しく行うために重要な役割を果たします。自分の役割、責任、目的が明確になれば、正しいことに専念でき、非効率、誤解、作業の重複を軽減することができます。
Miro のテンプレートから独自のチームチャーターを作成します
チームチャーターは、簡単な手順をいくつか踏むだけで作成することができます。目標やブレインストーミングの設定から、チャーターを使ったパートナーとの認識合わせやコミュニケーションにいたるまで、各手順の始め方をご紹介します。
ステップ 1:チームチャーターテンプレートを選択する
まずは、チームチャーターテンプレートを選択します。チーム全体が作成に関与することで、チームチャーターを成功に導くことができます。Miro のチームチャーターテンプレートなら、メンバーをボードに招待してコラボレーションを行うことができます。こうすることで、全員からの理解と賛同を確実に得ることができます。
ステップ 2:チームの目的を設定する
チームチャーターの目標を具体的に設定します。チームメンバー全員の役割を理解することが目的ですか?それとも、チームの目的、使命、目標、成功の達成の尺度を理解することが目的ですか。チームが結成された理由や、目標やその達成方法に対する考え方を全員が発言できる場を設けます。リモートで意見を求める場合は、@メンション機能やビデオ会議 / チャットを利用します。
ステップ 3:チームの役割と構成を決定する
チームが出来上がり、コラボレーションが可能になったところで、各メンバーの専門性と役割を書き出します。メンバーの誰がどのタスクに適しているのかを視覚化します。チーム内のベストスキルを視覚化することで、メンバーとタスクのミスマッチが発生するのを未然に防ぐことができます。
ステップ 4:チームでブレインストーミングを行う。
これは、Miro のテンプレートを使ってチームチャーターを作成する上で最も重要なステップです。リアルタイムで、次の点についてチームでブレインストーミングします。
基本的価値観
意思決定
対立意見の解決策
主要な関係者
コミュニケーションとツール
説明責任
これらは、いつでも反復すべき重要なポイントとして機能し、チームの道しるべとして役に立ちます。
ステップ 5:チームチャーターテンプレートをカスタマイズする
Miro は、チームの特定のニーズに合わせて、あらゆるカスタマイズが可能なチームチャーターを提供します。ドキュメント、写真、動画、PDF など他のファイル形式をアップロードして、関連する情報をすべて一箇所に保存できます。アイデアや提案を構造化されたチームチャーターに統合します。チームからフードバックをすべて集め終えたら、見落としがないこと、チームの足並みが揃っていることを確認します。次に、より大きな組織とチームチャーターを共有します。
チームチャーターの活用例
例 1:営業チームにおけるチャーターテンプレートの活用例
チームの目的
最終的な売り上げと効率の改善につながる営業チームの新戦略とプロセスを具体化し、実行に移します。
チーム編成と役割分担
セールスマネージャー:売上を伸ばすための戦略やプロセスの実行を監督します。
アカウントエグゼクティブ:クライアントと個人的な関係を築き、クライアントと日常的にコミュニケーションをとります。
開発担当者:潜在的な販売機会を洗い出し、見込み客をより効率的に特定 / 選定するプロセスを監督します。
カスタマーサクセス:顧客が製品によって最も好ましい結果を得られるようにするためのプロセスを開発します。
強みと弱み
強み:チームには、様々な製品を異なる市場や環境で販売してきた豊富な経験があります。
弱み:販売予算が比較的少なく、自由に使える販売ツールやプラットフォームが限られています。
例 2:学術研究チームにおけるチャーターテンプレートの活用例
チームの目的
様々なスキルを組み合わせ、既存の研究を基に他の論文にある仮説を検証して、独自の研究を行います。
チーム編成と役割分担
チームマネージャー:目標を達成するため、チームの目標 / ミッションと個人のスキルセットを調整します。
データマネージャー:リサーチプロジェクトのデータ収集と保管を監督します。
リサーチコーディネーター:スケジュール管理やリソースの購入など、リサーチチームの維持に必要な日常的なタスクを担います。
リサーチアシスタント:リサーチに伴う日常的なタスクの遂行を支援します。
強みと弱み
強み:研究助成金のおかげで、高価な研究資源を利用し、世界中の研究チームと連携する余裕があります。
弱み:膨大なデータを処理するためのマンパワーが不足しています。
チームチャーターには何が含まれていますか?
チームチャーター テンプレートには、チームの目的、役割、人々の専門的なプロファイル、価値、合意などが含まれます。このテンプレートは、チームやプロジェクトのマニフェストを作成し、人々が作業方法の足並みを揃え、必要に応じて相談できるようにするのに最適です。
チームチャーターを作成する方法を教えてください。
Miro の既成テンプレートを使用して、チームチャーターを作成することができます。チームチャーターには、チームの目的、メンバーの役割、コアバリューといった要点を忘れずに追加してください。既成テンプレートを使用すると、Miro のツールにより、チームのニーズや要望に応じて柔軟にチームチャーターをカスタマイズし、編集することができます。チームチャーター テンプレートでは、ヒントや案内など完全ガイドが盛り込まれ、プロフェッショナルなチームチャーター会議を開催することができます。
How do I ensure the team charter remains relevant and current?
It's important to regularly review and update your team charter as needed, especially when there are changes in team objectives, membership, or operating procedures.
Can I collaborate with team members when creating a team charter?
Yes, involving all team members in developing the team charter is often recommended to ensure everyone has a clear understanding of the team's goals, structure, and dynamics. This also helps to ensure buy-in, clarity, and alignment among team members.
パーキングロットマトリクステンプレート
活躍するシチュエーション:
プロジェクト管理, アイデア出し, ミーティング
創造的なエネルギーが溢れるワークショップや会議では、多くの新しいアイデアが生まれます。しかしながら、そのすべてが主題に沿い、実現可能というわけではありません。そのようなアイデアはパーキングロットマトリクスに入れておきましょう。このツールは、有望だがリサーチや議論が必要なアイデアと、最高のアイデアを分けるためのシンプルで効果的なツールです。このテンプレートを使用すれば、独自のパーキングロットマトリクスを簡単に作ることができます。パーキングロットマトリクスは、長時間の会議(そして、話が脱線しがちなチームメイトがいる場合)に特に有効です。
ランダムワードテンプレート
活躍するシチュエーション:
Ideation, Brainstorming, Mind Mapping
ランダムワード発想は、ランダムな単語を使って、新しいアイデアと問題に対する創造的な解決策を生み出す、シンプルでクリエイティブな手法です。ランダムな単語のプロンプトを使うことで、従来の境界を越えて、さまざまな方向から課題に対処できます。ランダムワード発想によって、ビジネス上の課題に対する創造的な解決策、新しい発想、既存アイデアの改善、新しい解決策を生み出すことができます。
喜・怒・哀によるふりかえりテンプレート
活躍するシチュエーション:
ブレインストーミング, アイデア出し, ふりかえり
スプリントの成功の可否は、目標やスケジュールの達成状況だけで評価したくなるものです。しかし、そこには感情がより重要な成功指標として存在しています。喜・怒・哀によるふりかえりは、チームのスプリント後の所感を探り、共有するための人気のある手法でもあります。これにより、ポジティブな点と懸念事項の両方が強調され、チームをどのように前進させるか決めることができます。このテンプレートを使用すれば、喜・哀・楽によるふりかえりを簡単に実行することができます。このふりかえりは、チームの信頼関係、士気、エンゲージメントの向上のために役立ちます。
会議のふりかえり用テンプレート
活躍するシチュエーション:
チームミーティング, ブレインストーミング
多忙なスケジュールになると、「実践による学習」が、デフォルトの学習方法になります。そのため、チームは、ふりかえりや聞き取りといった他の重要な方法によって学習する時間を作ります。「学習者」(チームの残りの他のメンバーと共有するチームメンバー)が主導する会議のふりかえりを使用すれば、チームメンバーはクライアントのビジネスや内部事業計画に関する新しい情報を共有し合うことができます。さらに、問題の解決手段を模索して、その解決手段の発見の参考になるであろう本やポッドキャストを他のメンバーと共有することもできるようになります。会議でのふりかえりは、異なる知識レベルにいるチームメンバーが、お互いの長所や専門知識を共有し高め合う機会として非常に役立ちます。
コンバージョンファネルバックログテンプレート
活躍するシチュエーション:
Decision Making, Product Management, Prioritization
コンバージョンを明確にした製品に取り組んでいる場合、コンバージョンファネルに関するバックログを構築し、オーディエンスに到達することを確認するのに役立ちます。コンバージョンファネルバックログを作成する場合は、ファネル内の潜在的なペインポイントや成長機会に関する情報をまとめましょう。その情報を特定したら、優先順位を付けやすくなります。チームは、コンバージョンファネルバックログを使用して、コンバージョン、継続、紹介に集中することができ、より成熟した製品ではワークフローを調整することができます。
クネビンフレームワークテンプレート
活躍するシチュエーション:
オペレーション, 意思決定, 優先順位付け
企業は、多岐にわたる複雑な課題に直面します。時には、こうした課題があると、意思決定者がどこから始めればよいか、どのような質問をすればよいか判断に迷うことになります。クネビンフレームワークは、1999 年に IBM のデイブ・スノーデンが開発したもので、その課題を見極め、適切な対応を見出すのに役立ちます。多くの組織は、このパワフルで柔軟なフレームワークを使用して、製品開発、マーケティング計画、組織戦略時、または危機に直面した場合に役立てます。またこのテンプレートは、そのようなイベントにどう対応するかについて新規採用者に研修を行うのにも最適です。