SMART 目標テンプレート
SMART 目標テンプレートを使って具体的な目標を設定し、その達成に向けた現実的な戦略を練りましょう。目標に集中してチームを成功に導きましょう。
SMART 目標テンプレートについて
SMART 目標テンプレートは、目標を戦略的に捉え、漠然で非現実的なものにならないように、達成に必要な具体的な計画を策定するのに役立ちます。SMART の法則によって正しい方向が示されるので、多くのプロフェッショナルやチームが、戦略を立てる際にこの手法を活用しています。SMART は、計画の策定と進捗を管理するための優れたツールです。
SMART 目標テンプレートの詳細については引き続き以下をお読みください。
SMART 目標とは?
SMART は、Specific(具体性)、Measurable(測定可能性)、Attainable(達成可能性)、Relevant(妥当性)、Timely(時間制約性)の頭文字をとったフレームワークです。SMART の法則を使って目標を設定する場合、これらの要素を常に念頭に置いておく必要があります。SMART フレームワークを使用すれば、実現可能で、チーム全員にとって明確な目標を設定することができます。
また、SMART モデルを使用すれば、プロジェクトの進行中の目標の再評価や、目標の見直しも可能になります。
SMART 目標を設定するメリット
大規模なプロジェクトでは特に、目標の設定によってチームが委縮してしまうことがよくあります。最初からすべてのステップを想定することは困難なため、大きすぎる目標を設定したり、達成が不可能な目標を設定してしまうことがあります。
一方、SMART は、明確で実現可能かつ効果的目標の設定を可能にします。SMART 目標に従って協働することで、チームは認識を合わせ、目標に合意し、期限を守ることができます。SMART 目標テンプレートを共有することで、時間のかかる大掛かりな研修を行わなくても、新入社員をスムーズに受け入れ、関係者への周知も容易になります。
独自の SMART 目標を設定します
Miro のホワイトボードツールは、SMART 目標を作成し、共有するには最適なキャンバスです。まずは、SMART 目標テンプレートを選択します。次に以下の手順に従って各セクションを埋めていきます。
S - Specific(具体性)
何を達成したいのか?
目標を具体化するには、できるだけ多くのアイデアを書き出し、傾向を見出して、実現したい目標を決定します。目標は広げすぎず、特定の分野に集中するように設定します。
ブレインストーミングでは、付箋を追加してボード上を行き来させたり、図やフレームを使ってアイデアを整理しましょう。
M - Measurable(測定可能性)
どのように目標の達成を判断しますか?
目標の達成状況を測定可能にするため、達成状況の詳細、評価基準、業績指標を追加して、進捗状況を追跡可能にする要素を書き出します。また、ガントチャート、マイルストーンチャート、アクションプランなどのテンプレートをボードに追加することで、プロジェクトの全体像を把握することもできます。
A - Attainable(達成可能性)
どうすれば目標を達成できるのか?
目標を達成しやすくするために、目標を小さなステップに分割して優先順位をつけることを検討します。こうすることで成果をより早く視覚化することができます。また、資金面などの実現性を考慮して目標が設定されているかも確認します。
R - Relevant(妥当性)
目標は、長 / 短期的なニーズに合っているのか?
プロジェクトの目標の妥当性を確認するには、会社の目標、ミッション、ビジョンとの整合性を確認します。プロジェクトの目標をリーダーと共有し、意見をもらうことが有効です。
T - (時間制約性)
目標をいつまでに達成するのか?
期限付きの目標を設定する場合は、短期的であれ長期的であれ、必ず各目標に期限を設定します(「今日中に終わらせること」や「6 ヶ月以内に終わらせること」など)。目標に期限をつけることで、大きな目標は実現可能なステップに分解され、マイルストーンの追跡が容易かつ効率的になります。
SMART 目標フレームワークの実践例
マーケティングコンテキストにおける SMART 目標設定シートの実践例をご紹介します。
目標:マーケティングチームは今四半期のブランド認知度の 5% 改善を目指します。そのためにコンテンツ戦略を見直し、新しいコンテンツを作成します。
具体性:ブランド認知度を 5% 改善します。
測定可能性:ブランド認知度が 5% に達しない場合や、新しいコンテンツが作成できない場合は、目標の失敗を意味します。
達成可能性:チームは目標達成に必要なステップを概説しています。
妥当性:チームはブランド認知度が低いことを認識しています。
時間制約性:チームは四半期末までに目標を達成することを決定しています。
Why use SMART goals?
The SMART Goals framework helps you to set objectives in a way that is not confusing or vague, giving you a concrete and clear framework to reach your desired outcome. It’s a straightforward tool, and that’s why many professionals use SMART to keep their plans in check and track progress as they execute their strategies. The SMART Goal method is also a great way to design growth plans, either professional or personal, creating room to develop a purpose and fulfilling path.
How do you write a SMART goal?
Start writing a specific goal with as much detail as possible. Then, add a measurable action to achieve it, followed by what is needed to accomplish this action and what’s relevant and might influence your process. Set deadlines and timelines to keep track of your progress to finalize it. Remember, write goals that seem realistic and detailed, so you can easily follow what you are setting out to do.
ワークショップと会議の活性化テンプレート
活躍するシチュエーション:
Icebreakers, Meetings
ワークショップと会議の活性化テンプレートを活用すれば、あらゆるオンラインセッションの参加者に活力を与えることができます。
ミッチ・レイシーの見積もりゲームテンプレート
活躍するシチュエーション:
Leadership, Agile Methodology, Prioritization
ミッチ・レイシーの見積もりゲームは、名称は長いですが、シンプルなツールで、作業タスクを規模や優先順位でランク付けする効果的な方法なので、まずどの作業に取り組めばよいか判断することができます。ゲームでは、ノートカードが、作業アイテムや機能の ROI、ビジネス価値、その他の重要な指標を表します。四分円上の領域にそれぞれのタスクを配置し(規模と優先順位でランク付け)、今後のスケジュールで実施する順番を決めるのに役立ちます。またこのゲームでは、開発者やプロダクト管理チームが協力して、効果的にコラボレーションすることができます。
プロダクトバックログテンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, カンバンボード, プロダクト管理
開発チームは、たいてい同時に複数の製品に対応しています。プロダクトバックログは、チームがプロジェクトの構築とイテレーションを行う際に進行中のプロジェクトの進捗状況を把握するのに役立つプロジェクト管理ツールです。これにより、全員のアイデアを管理し、エピックを計画して、タスクの優先順位付けを行うことができます。最も優先順位の高いタスクは、プロダクトバックログの上位に表示されるので、チームは、最初に着手するべき作業を把握できます。プロダクトバックログにより、チームはリソースの計画や、割り当てを簡単に行うことができ、開発チームが取り組んでいる内容を全員が把握できる情報源を提供することもできます。
顧客課題ステートメントテンプレート
活躍するシチュエーション:
Ideation, Design Thinking, Product Management
会社は規模や業種を問わず、製品が顧客のニーズをどう満たすかを明確にすることにより、論理的に主張する必要があります。顧客課題ステートメントでは、魅力的なステートメントを作り出すのに役立ちます。どのようにして?顧客の考えや気持ちを深く掘り下げることにより、顧客が価値があると思うものを作成できる可能性が高まります。また、課題ステートメントでは、顧客に大きなメリットを提供するだけでなく、チームが明確に定義された共通の目標を認識し、その目標の達成感を味わうことができます。
3x3 優先順位付けテンプレート
活躍するシチュエーション:
オペレーション, 戦略プランニング, 優先順位付け
大切なのは、タスクやアイデアを検討し、それを実行するために必要となる努力や、影響が及ぼされる程度(低、中、高にランク付け)について素早く判断することです。3x3 優先順位付けマトリクスは、まさにその大切なことを行います。クイックウィンや大規模プロジェクト、通常タスク、そして時間の浪費となるタスクを優先付けし、特定します。9 つのバケット領域をもつ 3x3 優先順位付けメソッドは、2x2 優先順位付けマトリクス(またはリーン優先順位付けメソッド)よりも、やや詳細な情報を提供します。3x3 優先順位付けマトリクスを作成するのは簡単です。作成したマトリクスを利用して、貴重なリソースを使って取り組むべき活動やアイデアを見極めましょう。
ふりかえり用 4L モデルテンプレート
活躍するシチュエーション:
ふりかえり, 意思決定
さて、今回のスプリントが終わったと仮定しましょう。チームは今回のスプリントで設定した目標に向けて懸命に取り組み、モチベーションも高まっています。完了したスプリントをしっかりとふりかえり、評価してみましょう。うまくいったこと、うまくいかなかったこと、改善できることなどが考えられると思います。このアプローチ(4L は「Liked」「Learned」「Lacked」「Longed」の頭文字を表します)は、感情を省いてプロセスを冷静に振り返る上で非常に有益な方法です。 ふりかえりを行うことにより、信頼を築き、士気を改善し、関わりを増やすことができます。また、今後より生産性を高め成功するために調整を行うこともできます。