画面遷移図テンプレート
Miroの画面遷移図テンプレートを活用して、各画面ごとのユーザー体験を分析し、ユーザーインサイトを分析しましょう。洗練されたユーザー体験は、顧客の製品に対する購買意欲だけではなく、ブランドのイメージの向上にもつながります。画面遷移図テンプレートを活用して、ユーザー体験設計をさらに強化しましょう。
画面遷移図テンプレートとは?
画面遷移図(画面フロー図とも呼ばれる)は、ワイヤーフレームの一種で、webサイトやシステム開発において画面間の関係を一目で分かるように整理した図のことです。
各画面間のフローを視覚的にマッピングすることにより、ユーザーが webサイト上の各画面をどのような流れで、何を見て、製品やサービスを購入する際の意思決定にどのような影響を与えるかを深く分析することができます。
こんな人におすすめ
UX・UIデザイナーや、プロダクト開発に関わる人、ブランドのマーケティングに関わる人など、製品やサービスとユーザーの接点をデザインする人たちに幅広く活用していただけます。
画面遷移図テンプレートを活用することで、ユーザーが製品やサービスに辿り着くまでのフローを簡単に構築したり、修正点を見つけることができます。
画面遷移図テンプレートの使い方
画面遷移図は、画面そのものと、ページごとのユーザー体験に焦点を当てて作成することが重要です。テンプレートを使って、簡単に画面遷移図を作成するステップを紹介します。
1. ユーザーストーリーを定義する
画面遷移図を描き始める前に、ユーザーニーズと解決すべき顧客の課題をユーザーストーリーとして書き出しましょう。
ユーザーストーリーはターゲットとなるユーザーが、どのような結果を求めていて、何をしたいのかということを明確にするフレームワークです。
ユーザーが求めることが画面遷移図の出発点を具体的にするための材料となります。
2. キーポイントとなる画面を決定する
Webサイト内で、ユーザーの動きを想像し、ユーザージャーニーの開始点と到着地点を定義しましょう。
ユーザーのタッチポイントとなる各画面を書き出したら、変更や追加が必要な箇所を特定します。
例えば、ランディングページをどこに設置するか、サインアップフォーム画面や確認画面はどこのフローに含めるか、分割すべきページや追加すべき画面は存在するかなどです。
この際、Miroのワイヤーフレームツールに豊富に用意された、15種類以上のUIコンポーネントを活用することがおすすめです。
画面のインスピレーションを得て、そのまま画面遷移図に簡単に追加することができます。
3. 画面同士を接続する
全画面を書き出した後、Miroボードにあるコネクタツールを使用して、各画面を矢印で接続し、理想的なユーザーフローを構築します。
意思決定ポイントを分析し、ユーザーが選択(クリック)できる画面内のオプションやボタンから、どこに移動するかということを明確にしていきましょう。
全ての画面を接続していくと、ユーザーの動きが見える化され、改善が必要な場所が見えてきます。
Miro では画面遷移図やワイヤーフレームの作成に役立つワイヤーフレームテンプレートが多数ご利用いただけます。
専用のツールやテンプレートを使ってアプリやwebサイトの開発を効率化しましょう。
Miroの画面遷移図テンプレートの特徴は何ですか?
画面遷移図テンプレートはオンラインで作成することができ、各画面の取捨選択や、画面同士の流れの構築や変更が何度も行えることが特徴です。Miroのワイヤーフレームテンプレートを使用することで、インスピレーションを得ながら簡単に画面遷移図を完成させることができます。また関係者やチームとの共有も簡単に行えるため、Miroのメンション機能やコメント機能を活用して、簡単なフィードバックや意見交換が行いやすく、効率的に全体の改善プロセスを進めることができます。
アプリ用ワイヤーフレームテンプレート
活躍するシチュエーション:
UX デザイン, ワイヤーフレーム
アプリを作成してみませんか?アプリの機能やユーザーの利用法について頭の中で想像してみるだけではなく、ワイヤーフレームを使って実際に見てみましょう。ワイヤーフレームは、各画面の基本的なレイアウトを作成する手法です。理想的にはアプリ開発の早期段階でワイヤーフレームを使用すると、各画面の機能を確認できるようになり、開発に携わる関係者からの賛同を得やすくなります。デザインやコンテンツを加える前にそれが達成されるため、時間と費用の節約になります。また、ユーザージャーニーという観点から考えることで、より説得力があり成功するエクスペリエンスを提供できるようになります。
ローファイプロトタイプテンプレート
活躍するシチュエーション:
デザイン, デスクリサーチ, ワイヤーフレーム
ローファイプロトタイプは、製品またはサービスの実用的な初期ビジョンとして機能します。これらのシンプルなプロトタイプは、最終製品と一部の機能しか共有していません。大まかなコンセプトの検証やアイデアの妥当性を確認するのに最適です。ローファイプロトタイプは、製品やサービスの機能性を検討するために、製品開発チームや UX チーム が迅速なイテレーションとユーザーテストに焦点を当てて、将来のデザインに反映させるためのものです。コンテンツ、メニュー、ユーザーフローをスケッチしたマッピングに重点を置くことで、デザイナーとノンデザイナーの両方がデザインとアイデア出しのプロセスに参加することができます。リンクされたインタラクティブな画面を作成する代わりに、ローファイプロトタイプは、ユーザー ニーズ、デザイナー ビジョン、関係者の目標の一致についてのインサイトに焦点を当てています。
学習と振り返りテンプレート
活躍するシチュエーション:
Education, Meetings
学習と振り返りテンプレートは、反省と改善のための場を作るツールです。学生の皆さんが、授業からの重要な学びと最も関心を持ったトピックを評価できます。教師は生徒の学習と振り返りを受け取ることで、学習と教育の指導方法を改善する機会を得ることができます。学習と振り返りテンプレートは、教育の過程を円滑に進めるのに役立ち、簡単で使いやすいツールです。
RICE 優先順位付けテンプレート
活躍するシチュエーション:
優先順位付け, 戦略プランニング, プロジェクト管理
製品ロードマップを作成する際、道に迷ってしまうことがよくあります。RICE とは、Reach(リーチ)、Impact(インパクト)、Confidence(信頼度)、Effort(労力)の略語で、アイデアの評価と優先順位付けを行うのに役立ちます。顧客を喜ばせる新しいアイデアをブレインストーミングするというのはやりがいのある仕事ですが、過度な期待が伴うものです。チームは、過度な期待に気づかないまま、最も魅力的なアイデアに飛びついてしまうものです。RICE フレームワークを活用することで、各プロジェクトの可能性を慎重に検討し、その実現可能性を評価することができます。
製品ツリー管理テンプレート
活躍するシチュエーション:
Design, Desk Research, Product Management
製品ツリー管理(製品ツリーゲームや製品ツリー優先順位付けフレームワークとも呼ばれる)は、プロダクトマネージャーが製品機能の要求を整理し、優先順位をつけるのに役立つビジュアルツールです。このツリーは、製品ロードマップを表し、顧客や関係者から集めたフィードバックの反映をゲーム化し、製品やサービスをどのように成長させ、形づくるかを検討する手助けとなります。一般的な製品ツリーは、4 つの象徴的な要素で構成されます。幹は構築中の既存製品の機能、枝は製品やシステムの機能、根は技術要件やインフラ、葉は製品機能の新しいアイデアを表しています。
STAR テンプレート
活躍するシチュエーション:
戦略プランニング, 優先順位付け
STAR とは、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の頭文字をとったフレームワークです。この戦略を活用して、面接時の質問に具体例を交えて回答し、会社が必要とするスキルと経験を有していることをアピールしましょう。多くの採用担当者や面接官は、「あなたが…した時のことを教えてください」や、「あなたが…に直面した時のことを教えてください」というように、適格性を問う質問をします。雇用主であれば、従業員に STAR を使って、会社で成功し、高いパフォーマンスを発揮するために必要なスキルや、性格的特徴を見出すことができます。