シナリオマップテンプレート
ペルソナが様々な状況で何をし、何を考え、何を感じているのかのガイドを作成しましょう。
シナリオマップテンプレートについて
シナリオマップとは?
シナリオマップは、あるタスクを完了するためにユーザーが取りうるあらゆるステップを概説するプロセスです。一般的なシナリオマップには、各ステップでユーザーが何を考え、何を感じているのかを書き出したメモが含まれています。また、各ステップで重要だと思われるコメント、情報、疑問、仮定、この取り組みの中で生まれたアイデア、提案を含めることもできます。
シナリオマップが活躍するシチュエーション
シナリオマップは、実際に起こったことだけでなく、意図したシナリオや理想的なシナリオ(起こるべきこと)を一緒に概説します。理想的なシナリオを概説するのであれば、プロジェクトのかなり早い段階でユーザーマッピングを行って、ユーザーストーリーやプロダクトマネージャーバックログの作成に役立てるべきです。現状をより詳しく把握するだけなら、ユーザーへの聞き取り調査や観察を行う際のユーザーマッピングだけで十分です。
シナリオマップテンプレートの活用方法
1. まずは、シナリオマップのセッションの目的を説明します。シナリオマップの目標は、ユーザーが何を行うかを把握することで、その方法ではありません。詳細については後で書き出すことができます。このように、前もって期待することを決めておきましょう。
2. 優先的に考慮するユーザーペルソナと、そのペルソナが達成する主要なタスクを特定します。ユーザーに何をしてもらいたいですか?その目標は何ですか?
3. シナリオをコンテキスト化します。ペルソナを具体化し、何をしているのか、なぜそれをするのか、どのくらいの頻度でそれをするのか、などをメモします。詳細にはあまりこだわらないようにしましょう。しかし、次の要素を念頭に置いてセッションを進めることが重要です。
4. ユーザーが取りうる行動をトレースします。サイトにおいてユーザーが取りうるアクションを視覚化します。ユーザーが実行する各ステップで、次の情報を取得するようにしましょう。ユーザーが何をしているのか?このステップで解決が必要な仮定や疑問があるのか?どうすればこのステップはより使いやすくなるのか?
5. ステップをマップ化します。ほとんどの人がマップのステップを左から右に進め、各ステップの下にコメント、アイデア、提案を追加することでしょう。
6. ユーザーのタスクが完了するまでマッピングを繰り返します。
7. 関係者や潜在的なユーザーからフィードバックを集めます。ステップを一通り流して矛盾がないか確認します。不足しているものはありませんか?マップに追加すべきことや提案がないか確認しましょう。
このテンプレートで作業を開始する
アジェンダテンプレート
活躍するシチュエーション:
ワークショップ, ミーティング, プロジェクト管理
長年にわたり会議を開催してきたことと思いますが、会議をオンラインで開催することは全く別物です。オンライン会議を構造化し目的を持たせ、それに集中して取り組むことが重要です。すべては詳細なアジェンダがあることが前提ですが、このテンプレートを使用すれば簡単にアジェンダを作成することができます。一番の利点は何でしょうか。アジェンダは無味乾燥なものが多いですが、これは違います。Miro のアジェンダは、好みのグラフィックや色、フォント、画像を簡単に折り込めるため、オリジナルでクリエイティブなアジェンダの作成が可能です。
個別グループテンプレート
活躍するシチュエーション:
Education, Team Meetings, Workshops
個別グループで会議を行えば、大人数が集まる会議と比べてチームメンバーが率直な会話を交わし、より親密に連携する素晴らしい機会となります。大規模なグループ設定では、発言しづらいと感じる人もいるかもしれません。個別グループの場合、参加者は安心してアイデアを共有することができます。個別グループはより親密なので、参加者はただその場にいるだけではなく、積極的に会議に臨めるようになります。
仮定グリッドテンプレート
活躍するシチュエーション:
Leadership, Decision Making, Strategic Planning
未来を予測するのは非常に難しいことです。しかし、ビジネス界の先行きはどうでしょうか?とりわけ不明瞭で、何が起こってもおかしくない状況にあります。仮定グリッドは、そのような未知の領域に足を踏み入れ、自信を持って意思決定を下すのに役立ちます。仮定グリッドを使えば、ビジネスアイデアを確実性やリスクごとに整理することができます。その上で、チームはアイデアについて検討し、決断を下すことや優先順位付け、リスクの軽減、不確実性の克服などが可能になります。そのため、仮定グリッドは、チームが時折直面する「意思決定が不可能になる状態」を切り抜けるためのパワフルなツールなのです。
顧客接点(タッチポイント)マップテンプレート
活躍するシチュエーション:
Desk Research, Product Management, Mapping
お得意様を引き寄せ、引き留めておくには、顧客のペインポイント、要望、ニーズを理解することから始めなければなりません。顧客接点(タッチポイント)マップは、サービスの登録からサイトの使用、製品の購入まで、顧客がたどる道筋を見える化することで、それを理解するのに役立ちます。また、2 人として全く同じ顧客はいないので、CJM を使用すれば、製品にたどり着くまでの複数の道筋を立てることができます。すぐに、そうした行動を予測し、あらゆるステップで顧客を満足させることができます。
改善報告書テンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, オペレーション, ドキュメンテーション
偉大な企業が偉大である理由は何でしょうか?これらの企業は、偉大な文化を育み維持していく文化を持っています。そのためには、「改善」に対する努力を惜しみません。そのような企業(またはそれを目指す企業)にとって、カイゼンレポートは理想的なツールです。このツールを使用することで、チーム、部門、組織レベルにおける継続的な改善活動の指針となるシンプルで視覚的なガイドを作成することができます。改善報告書を使用すれば、全社員が自身の業務内容を確認し、重要な業務の見落としを未然に防ぐことを可能にします。つまり、改善報告書は、組織の全体的なモラルを向上させる強力なツールと言えます。
STAR テンプレート
活躍するシチュエーション:
戦略プランニング, 優先順位付け
STAR とは、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の頭文字をとったフレームワークです。この戦略を活用して、面接時の質問に具体例を交えて回答し、会社が必要とするスキルと経験を有していることをアピールしましょう。多くの採用担当者や面接官は、「あなたが…した時のことを教えてください」や、「あなたが…に直面した時のことを教えてください」というように、適格性を問う質問をします。雇用主であれば、従業員に STAR を使って、会社で成功し、高いパフォーマンスを発揮するために必要なスキルや、性格的特徴を見出すことができます。