帆船テンプレート
チームでプロジェクトの目標、障害、将来の展望についてふりかえりましょう。
帆船のふりかえりテンプレートについて
帆船のふりかえり(帆船アジャイル手法とも呼ばれる)を使えば、チームはあまりプレッシャーを感じることなく、プロジェクトへの対応をふりかえることができます。リスク(岩礁)、遅延(投錨)、チームの支援(追い風)、目標(目的地)を定義することで、次のスプリントに向けて、うまくいっていること、改善すべきことを整理することができます。
帆船の運行に例えてチームの動的な側面にアプローチすることで、減速要因や目標達成を後押しする要因が明確になり、目的地のイメージが共有できるようになります。
独自の帆船のふりかえりを作成します
独自の帆船のふりかえりは簡単に作成することができます。Miro のホワイトボードツールは、独自の帆船のふりかえりを作成し、共有するのに最適なキャンバスです。まずは、独自の帆船のふりかえりテンプレートを選択し、以下の手順に従って独自の帆船のふりかえりを作成します。
この帆船を模したふりかえりをチームに紹介してみましょう。人によっては、帆船の運行を模したこの手法を初めて聞くかもしれません。5 つの構成要素を説明し、それを軸にして自由に質問を組み立ててもらいます。例えば、「仕事を高速化する要因」、「遅延要因」、「将来直面しうるリスク」、「理想的な目的地や目標」が何かを問います。
この視覚的な比喩表現をアジャイルスプリントの実現に結び付けます。この視覚的な比喩表現は、チームに建設的なフィードバックをもたらし、将来のソリューションに向けて取り組む機会を提供します。帆船の運行と同じように、スプリントにも減速要因、目的の前に立ちふさがるリスク、達成すべき目標があります。
チームメンバーにそれらを書き出し、各自でふりかえるよう促します。10 分以内で全員に付箋を作成してもらいます。ふりかえりを、対応するふりかえり領域に書き込んでもらいます。Miro のタイマー機能で時間を測りながら進めていきます。
2 人 1 組または小さなグループでふりかえりを発表します。1 人 5 分ずつ交代で付箋のインサイトを深堀します。
似たようなインサイトを挙げたメンバー同士でグループを作ります。そのメンバーには、共通のインサイトやパターンを見出せるはずです。したがって、プロジェクトに良くも悪くも最大の影響を与えうる要因について、チームはある程度の共通認識があるはずです。
影響を緩和または強化させる要因として集中すべきことをチームで投票して決定します。Miro の投票プラグインを使用して、時間と労力を集中すべきことを決定します。1 人あたり最大 10 票まで投票でき、1 つの課題に複数票を入れることができます。
課題を評価し、結果を導き出します。将来のスプリントに備えて、有効なアクションを積み重ね、問題を解決するためのフォローアップ行動計画についてチームで話し合います。
How do you conduct a sailboat retro?
When conducting a sailboat retro, make a space for you and your team to uncover valuable insights, some of which might not be shareable across your organization. For that reason, make sure to adjust your privacy board settings so that only you and your team can access it, and let them know this is a safe space to share ideas and feedback honestly. The Sailboat Retrospective Template is built for you to run your meeting session smoothly, having complete control of how participants can add to the board. Start explaining the concept of the sailboat retro methodology. If they don’t know it already, guide them through your meeting agenda and set the timer for each section. After the meeting, gather insights in another frame on the same board, and thank everyone for contributing to your retro.
What is the sailboat exercise?
The sailboat exercise is a widely known Agile ritual where you and your team can thoroughly analyze what went well during your last sprint and what could have gone better, so you improve in the next one. This meeting format is similar to a brainstorming session. In each quadrant of the sailboat template, ask your team to add their thoughts and feedback. Use the sailboat exercise when you want to improve processes and gather constructive feedback from your team.
会議のふりかえり用テンプレート
活躍するシチュエーション:
チームミーティング, ブレインストーミング
多忙なスケジュールになると、「実践による学習」が、デフォルトの学習方法になります。そのため、チームは、ふりかえりや聞き取りといった他の重要な方法によって学習する時間を作ります。「学習者」(チームの残りの他のメンバーと共有するチームメンバー)が主導する会議のふりかえりを使用すれば、チームメンバーはクライアントのビジネスや内部事業計画に関する新しい情報を共有し合うことができます。さらに、問題の解決手段を模索して、その解決手段の発見の参考になるであろう本やポッドキャストを他のメンバーと共有することもできるようになります。会議でのふりかえりは、異なる知識レベルにいるチームメンバーが、お互いの長所や専門知識を共有し高め合う機会として非常に役立ちます。
カンバン フレームワーク テンプレート
活躍するシチュエーション:
カンバンボード, アジャイル手法, アジャイル ワークフロー
プロセスの最適化、フローの改善、顧客に提供する価値の向上が、カンバン方式によって実現できます。カンバンは、一連のリーンの考え方と実践(1950年代にトヨタ自動車の社員によって考案)に基づいており、無駄を省き、その他の多くの問題に対処し、問題を協力して解決することができます。シンプルなカンバンテンプレートを使って、すべての作業の進捗状況を綿密に監視すると同時に、自分自身や複数部門の同僚に作業を提示し、ソフトウェアの舞台裏を見える化することができます。
共感マップテンプレート
活躍するシチュエーション:
マーケットリサーチ, ユーザーエクスペリエンス, マッピング
新規ユーザーを引き寄せ、製品を試してもらい、お得意様になってもらうには、まず顧客を理解することから始めます。共感マップは、顧客のニーズ、期待、意思決定ドライバーなど、顧客について知っていることをすべて明確にするスペースを提供することで、その理解へとつながるツールです。そうすることで、仮定に疑問を投げかけ、知識のギャップを特定することができます。Miro のテンプレートを使って、顧客が発言し、考え、行動し、感じることを 4 つの主要な四角形に分割した共感マップを簡単に作成することができます。
S.C.A.M.P.E.R.テンプレート
活躍するシチュエーション:
Ideation, Operations, Brainstorming
あなたのチームは行き詰っていませんか?解決できない問題を長い間抱えていませんか?1972 年に登場した S.C.A.M.P.E.R. は、創造性に関する若者向けの書籍の著者であるボブ・エバールが考案したブレインストーミング手法です。このスマートで使いやすい手法は、チームの創造を阻む障害を克服するのに役立ちます。S.C.A.M.P.E.R. によって、チームは、7 つの質問が与えるユニークなフィルターを通して課題に取り組むことができます。このフレームワークを課題の解決に取り入れれば、チームは新しく革新的な解決策を思い付くことができるでしょう。
RACI マトリクステンプレート
活躍するシチュエーション:
リーダーシップ, 意思決定, 組織図
RACI マトリクスは、チームが役割と責任を把握し、プロジェクト中の混乱の回避に役立つ強力な管理ツールです。RACI 次の役割の頭文字をとった略語です。Responsible:実行責任者(タスク達成のために作業し、作業の完了 / 決断を下す)、Accountable:説明責任者(タスクの正確かつ完全な完了に責任を負う)、Consulted:協業先(プロジェクトに関する情報を提供し、情報を双方向でやり取りする)、Informed:報告先(進捗を常に把握し、一方的に情報を受ける)。
UX リサーチ計画用テンプレート
活躍するシチュエーション:
マーケットリサーチ, デスクリサーチ, ユーザーエクスペリエンス
リサーチ計画とは、関係者がユーザーエクスペリエンスのリサーチプロジェクトについて理解する必要がある基本的な情報(誰が、何を、なぜ、何時)を伝えるものです。この計画では、全員が認識を合わせ、UX リサーチプロジェクトを成功させるために何をすべきかを把握する必要があります。このリサーチ計画を使用して、目標、リサーチ方法、プロジェクトの範囲、参加者のプロフィールなど、プロジェクトの背景情報を伝えることができます。UX リサーチ計画を使用すれば、関係者と効率的に認識合わせができ、進捗状況を把握して、成功へ導くこともできます。