ミッチ・レイシーの見積もりゲームテンプレート
作業タスクの見積もりを行い、優先順位を付けましょう。
ミッチ・レイシーの見積もりゲームテンプレートについて
ミッチ・レイシーの見積もりゲームとは?
最初に「スクラム現場ガイド:スクラムを始めてみたけどうまくいかない時に読む本」で紹介されたミッチ・レイシーの見積もりゲームは、チームがタスクの優先順位を付けるのに役立つよう設計されています。この「ゲーム」の目標は、プロジェクトのバックログのタスクに優先順位を付けることです。
ゲームでは、ノートカードを使用して作業アイテムを表します。スタックの高い位置にあるカードほど、優先順位が高くなります。底に近いカードは優先順位が低くなります。ROI、ビジネス価値、チームが同意するその他の指標に基づいて優先順位を付けることができます。チームと協力してカードを整理し、関係者とその価値について話し合いましょう。
それが終わったら、カードを配置した四分円上の領域から、特定のタスクをいつ処理すればよいか確認することができます。左上の領域は、規模が小さく、優先順位が高いタスクを示しています。最終的にはバックログの上位の項目になります。右上の領域は、規模が大きく、優先順位が高いタスクを示しています。最終的にはそのようなタスクの大半を小さな目標に細分化します。チームとカードの配置について議論し、それに応じて責任を割り当てます。
ミッチ・レイシーの見積もりゲームの作成背景
このテンプレートは、「The Scrum Field Guide: Practical Advice for Your First Year(スクラム現場ガイド:スクラムを始めてみたけどうまくいかない時に読む本)」で概要説明されているミッチ・レイシーの見積もりゲームに基づいています。
ミッチ・レイシーの見積もりゲームテンプレートの使い方
各ユーザーストーリーや作業タスクでは、付箋を取得する必要があります。高さによって優先順位が決まるので、優先順位の高いタスクは(ROI、ビジネス価値、その他の要因かどうかに関係なく)、ボード上部に配置する必要があります。幅は複雑さを示すので、左側のアイテムが小さい、または簡単なもので、右側のアイテムが大きい、または複雑なものをになります。チームメンバーは、ストーリーの配置について議論し、ボード上の最終的なポジションに同意することになります。完了したら、時計回りにボードを進み、タスクの優先順位の付け方を確認することができます。
見積もりゲームの活用方法
見積もりゲームを使用して、プロダクトバックログを確認しましょう。このゲームは、開発者やプロダクト管理チームが協力して、効果的にコラボレーションするのに最適な方法です。大きなバックログがあり、チームが圧倒されているときは、ゲームをやり直すか、ガイダンスとして過去のイテレーションを参照することができます。
ピラミッド図テンプレート
活躍するシチュエーション:
Business Management, Strategic Planning, Prioritization
ピラミッド図は、レイヤー階層に分割できる概念を示すのに最適なツールです。ピラミッドの各レベルは、その前のレベルに基づいて構築され、特定の行動が具体的な結果につながる道筋を明確に示します。Miro ピラミッド図テンプレートは、あらゆるピラミッド型イラストのためのツールです。
RACI マトリクステンプレート
活躍するシチュエーション:
リーダーシップ, 意思決定, 組織図
RACI マトリクスは、チームが役割と責任を把握し、プロジェクト中の混乱の回避に役立つ強力な管理ツールです。RACI 次の役割の頭文字をとった略語です。Responsible:実行責任者(タスク達成のために作業し、作業の完了 / 決断を下す)、Accountable:説明責任者(タスクの正確かつ完全な完了に責任を負う)、Consulted:協業先(プロジェクトに関する情報を提供し、情報を双方向でやり取りする)、Informed:報告先(進捗を常に把握し、一方的に情報を受ける)。
レーダーチャートテンプレート
活躍するシチュエーション:
Business Management, Operations, Strategic Planning
Miro のレーダーチャートテンプレートを活用して、書き出したアイデアを重要度に応じて整理し、そのアイデアが問題解決に効果的な手段か検討しましょう。
逆向き解決法用テンプレート
活躍するシチュエーション:
Desk Research, Strategic Planning, Product Management
Amazon は、顧客中心主義を賞賛するという重要な原則に基づいて、逆向き解決法を開発しました。逆向き解決法は、詳細なローロードマップがない製品について考えるためのフレームワークです。プロダクトチームは、お客様の思い描くイメージから製品の発売まで、真に役立つ方法で逆向きに取り組んでいきます。この方法では、新製品や新機能のアイデアを思い付いたメンバーが、その目的をできるだけ明確にする必要があります。アイデアに関するプレゼンテーションで組織のリーダーの賛同を得ることができれば、次のステップとして製品や機能の発売に必要なもののマッピングをチームで行いましょう。
How Now Wow マトリクステンプレート
活躍するシチュエーション:
Ideation, Product Management, Prioritization
ブレインストーミングで生まれるアイデアに悪いものはありませんが、中には独創的で簡単に実行できるアイデアがあります。How Now Wow マトリックスはそうした素晴らしいアイデアを特定 / 整理するだけでなく、チームが創造的に考え、リスクを取ることで、活力を与えるためのツールです(規模が大きいほどより高い目標が課せられます)。このテンプレートを使用して独自のマトリックスを作成し、ブレインストーミングで生まれたアイデアにランク(「How」:実現が困難、「Now」:実現が容易、「Wow」:独創的かつ実現が容易)を付けましょう。
機能検査テンプレート
活躍するシチュエーション:
Desk Research, Product Management, User Experience
新機能を追加するか、既存機能を改善するか、製品を改善するには 2 つの方法があります。どちらを選ぶべきでしょうか?機能検査はこの決断をサポートします。この使いやすく強力なプロダクト管理ツールを使用すれば、あらゆる機能を検査する方法を見出すことができます。検査結果をまとめ、単に機能していない機能について詳細な議論をすることができます。これにより、機能の認知度や利用頻度を高めるような対応を取るべきか、機能を完全に削除するべきか、決断することができます。