マイルストーンチャートテンプレート
プロジェクトのマイルストーンをすべて視覚的なタイムラインで表示しましょう。
マイルストーンチャートテンプレートについて
マイルストーンチャートとは?
マイルストーンチャートは、プロジェクトのタイムラインで計画された重要なイベント(マイルストーン)を視覚的に表したものです。マイルストーンチャートでは、縦軸に 1 つのマイルストーンが示され、マイルストーンの左側には説明が記載され、プロジェクト全体のタイムスケールが水平方向に示されます。
マイルストーンチャートの活用方法
チームが、複数のタスクや期限がある大規模なプロジェクトでコラボレーションする場合は、マイルストーンチャートを使用することをお勧めします。また、マイルストーンチャートをマネージャーや顧客と共有し、進捗状況や全体の期限に間に合うめどについて、更新するのにも便利です。
マイルストーンチャートを使用するメリット
チームがマイルストーンを把握していなければ、目標にどのくらい近付いているのか確認する方法がありません。プロジェクトの重要なマイルストーンを決め、追跡することで、スケジュール通りに作業を進め、予定通り目標を達成することができます。
マイルストーンチャートの作り方
プロジェクトが計画されている場合、または計画中の場合、シンプルでありながら効果的なマイルストーンチャートの作成方法を以下に示します。
ステップ 1:主要なマイルストーンを決める
プロジェクトマネージャーや関係者には、タスクのマイルストーンを解析するのは難しいかもしれません。マイルストーンは、プロジェクトの開発における変化を示す明確なものです。マイルストーンを、プロジェクトの完了に取り組む際に、正しい道を進むのに役立つ道路標識のようなものだと考えてみましょう。
以下のような質問に答えることで、マイルストーンを決めることができます。
このタスクは、期限に影響するか?
これはタスクか、それとも成果物か?
プロジェクトのこのポイントが、大幅な前進になるか?
このタスクは、関係者の確認が必要か?
このタスクが完了していなくても、プロジェクトを完了できるか?
ステップ 2:テンプレートからマイルストーンチャートを作成する
Miro のホワイトボードツールは、マイルストーンチャートを作成し、共有するのに最適なキャンバスです。まずマイルストーンチャートのテンプレートを選択します。Miro のシンプルなテンプレートを使用して、大規模なプロジェクト内の細かいステップを視覚的に把握しましょう。各マイルストーンについて、複数の列や行が用意されたテンプレートにあらかじめ入力しておくと、期限、ステップ、成果物を追跡することができます。その後、特定のプロジェクトのニーズに合わせて、テンプレートをカスタマイズしましょう。
ステップ 3:主要なマイルストーンを入力して追跡する
Miro のマイルストーンチャートのテンプレートでは、各列は独自のマイルストーンを示します。作成したら、必要な数だけ独自のマイルストーンの列を追加して、マイルストーンチャートをカスタマイズすることができます。主要なマイルストーンと小さなタスクは区別するように注意してください。追跡対象とするマイルストーンの数は、プロジェクトの種類や規模によって異なりますが、一般的には最も重要なマイルストーンのみを特定することをお勧めします。
ステップ 4:日付、ステップ、成果物を定義する
マイルストーンチャートの最初の行には、特定のマイルストーンの完了予定日を表示します。これは、ニーズに応じて、特定の日付や期間にすることもできます。
マイルストーンチャートの 2 行目には、マイルストーンに到達するために完了する必要がある高レベルなステップを表示します。グラフが乱雑にならないように、細かい設定は必要ありません。
マイルストーンチャートの 3 行目には、特定の成果物を示します。こうした成果物は、マイルストーンに到達したかどうかを測定するために利用するのが理想的です。こうした成果物が、マイルストーンの完了に必要なすべての主要指標を考慮していることを時間をかけて確認してください。
ステップ 5:カスタマイズして追跡する
マイルストーンチャートは、特定のプロジェクトのニーズに合わせてカスタマイズ可能なようデザインされています。プロジェクトの進捗状況に応じて、予想外の問題に対応するには、変更を加える必要があるかもしれません。各マイルストーンの進捗状況を把握し、新たに開発する際には、チームと定期的に共同作業を行うようにしましょう。
Miro のプロジェクト管理テンプレートを使って自社のプロジェクトマネジメントプロセスを効率化しましょう。
マイルストーンチャートで一般的に使用されるフォーマットは何ですか?
マイルストーンチャートは、プロジェクトごとに異なるフォーマットで作成されますが、一般的には「タスクの担当者」「タスクのステータス(未開始、保留中、進行中 etc..)」「タスクに関するコメントや詳細」などの情報が記入されます。
マイルストーンチャートの使い方を教えてください。
マイルストーンチャートを作成することで、月や四半期ごと、年度ごとなど、特定のタイムラインを通したプロジェクトの内容を記入することで、現在、どの程度の作業やタスクが完了しているのかを把握することができます。プロジェクトを期日通りに完了するために、チームが達成しなければならない特定のマイルストーンを設定し、各マイルストーンを完了できるようにタスクや優先度を設定していきましょう。
狩野モデルテンプレート
活躍するシチュエーション:
デスクリサーチ, プロダクト管理, 優先順位付け
製品の成功は、その製品が提供する機能とお客様に与える満足度によって決まります。では、どの機能が最も重要なのでしょうか?狩野モデルがその判断を手助けします。狩野モデルは、ある機能がもたらす満足度と実装コストを比較して、全機能に優先順位を付けるシンプルで強力な手法です。このテンプレートを使えば、標準的な狩野モデル(2 軸(満足度と機能性)と、魅力、性能、無関心、当たり前という 4 つの値による象限)を作成できます。
プラスデルタテンプレート
活躍するシチュエーション:
ふりかえり, ミーティング, ソフトウェア開発
プラスデルタテンプレートは、グループから問題点を収集するシンプルでありながら強力なツールです。このフォーマットにより、成功したこと、今後繰り返し実施する必要があること、変更していく必要があることに焦点を当てるよう、チームを促すことができます。プラスデルタテンプレートを完成させるには、上手く機能していることや、改善したいことを書き留めるだけです。次に、2 つの別々の列にこうした要素を入力します。プラスデルタを使用して、チーム、関係者、従業員、上司に対して成功事例や習得した知識を紹介することができます。
ミーティングファシリテーター用テンプレート
活躍するシチュエーション:
ミーティング, ワークショップ, プロジェクト計画
会議中にアイデアを出す場合、量と質が求められます。なぜ選択するのでしょうか?Miro のミーティングファシリテーター用テンプレートを使用して、多くの素晴らしいアイデアを生み出す可能性を最大限に活用しましょう。これにより、どんなアクティビティ(ミーティングや毎日の計画など)もシンプルで効率的な方法でデザインでき、リモートチームのメンバーが、会議の目的を確実に把握できるようになります。また、Atlassian の JIRA、Google ドライブ、Slack、Trello、DropBox、OneDrive などよく使うアプリやサービスに Miro を接続して、ミーティングファシリテーターの機能を提供することができます。
戦略的計画テンプレート
活躍するシチュエーション:
プロジェクト計画, リーダーシップ, 戦略プランニング
目標を策定し、その達成に必要なステップを把握する必要に迫られたら、戦略的計画テンプレートを活用しましょう。戦略的計画テンプレートは、作業プロセスを通じて、現状を評価し、将来の目標を策定して、それらを実現するための計画の策定をサポートします。一般に戦略では何かを行うために目標や理由を考慮しますが、計画では目標の達成に必要な具体的なステップを考慮します。しかし、戦略的計画では、この 2 つを同時に考慮します。
テクノロジーロードマップ テンプレート
活躍するシチュエーション:
Agile Methodology, Roadmaps, Agile Workflows
テクノロジーロードマップは、「いつ・だれが・なにを・どのように」に基づくソリューションが、会社を前進させるという根拠を文書化するのに役立ちます。IT ロードマップとも呼ばれるテクノロジーロードマップは、予定されている改善に焦点を当てて、利用可能なテクノロジーをチームに示します。ロードマップは、今後導入されるソフトウェアやプログラムだけでなく、徐々に廃止される技術ツールとのギャップや重複を特定することができます。実用的な観点から、ロードマップでは、どのような種類のツールにお金をかけるのが最善か、新しいシステムやプロセスを導入する最も効果的な方法は何か、といったことについても概説する必要があります。