親族関係図テンプレート

親族関係図テンプレートとは？

親族関係図は、家族、社会、文化の関係性を示す概要図です。親族関係図と家系図には多くの類似点があります。

親族関係図は、個人の名前を表記することも、1 つの家族の下に図表をモデリングすることもないため、同じ文化圏にある親族との関係性をよりフラットに理解することに使われます。

親族関係図テンプレートはベースとなるツリー図が用意されているため、簡単につくることが可能です。

こんな人におすすめ

親族関係図は、人類学者が最もよく使用します。リサーチャーが聞き取り調査をするときは、親族表記を使って、対象者の社会関係を手早くスケッチします。

しかし、親族関係図を使うために、人類学の専門家である必要はありません。

家族の歴史や系譜に興味がある人なら、誰でもこの図を使用することができます。

親族図テンプレートの使い方

1. 「自分」または親族関係図の出発点を追加する

親族関係図上のすべての親族は、「自分」と関連付けて表記されます。

親族関係図に誰かを追加する場合、図形を使用して性別を表すことができ、男性は三角、女性は丸、性別不詳は四角という分類です。

親族関係図に自分を追加すると、デフォルトの青色で表示されます。

自分を中心に追加しておくことで、非常に複雑な親族関係図でも、いつでも出発点を見つけることができます。

2. 自分の身近な親族を追加していく

両親、兄弟、子供、パートナーなどを記入していきましょう。

親族の性別を正しく表示させるためには、適切な図形を選択してください。親族間のつながりは実線で表示されます。

2 つの図形の中心をつなぐ横線は、結婚相手を意味し、この結婚を示す横線から下におりる縦線は、子供を意味します。

兄弟姉妹がいれば、その縦線に横線と縦線を追加します。

この工程を繰り返し、親族構成の全体像が見えてくるまで、祖父母、叔母、叔父、いとこなどを追加していきます。

3. 様々なライフイベントにマークを追加する

死亡、離婚、その他のライフイベントには、記号で記すことができます。

お亡くなりになった親族の図形の上には X を付け、離婚や死別によって終了した婚姻関係には、「/」を使用します。

このように、ライフイベントや家族の関係についての情報を親族関係図に追加していくことで、家系図、ジェノグラム、血縁図に展開していくことができます。

また、メモやコメントを追加して、情報を記録することも可能です。

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