インフォグラフィックテンプレート
膨大な情報やデータをイメージを使用して見える化し、プレゼンテーションまたはレポートなどの情報資料として活用しましょう。
インフォグラフィックテンプレートについて
インフォグラフィックは、膨大なデータ情報を可視化するためのビジュアルツールです。定量的データと質的データに関わらず、さまざまな種類のデータをわかりやすいイメージやテキストに変換することができ、リサーチの結果や、調査データの共有、問題提起、トピックの要約などさまざまなシチュエーションで活躍します。
インフォグラフィックとは?
現在のデータ社会において、データは意思決定やプロジェクトの目標設定を左右する大きな要素です。しかし、「わかりやすい」方法でデータを共有することは簡単ではありません。そういった悩みを解決してくれるビジュルアルツールが、インフォグラフィックです。
インフォグラフィックは、情報を伝達するためのビジュアルツールであり、定量的データと質的データに関わらず、さまざまな種類のデータをわかりやすいイメージやテキストに変換することができます。それにより、視覚にも訴える情報を共有することができ、情報に対する興味を引くことが可能です。
一般的なインフォグラフィックには、あまり多くの文字が含まれません。画像や、図表、イメージなどを使うことにより一目でコンセプトが理解できるようなデータを共有することが可能です。複雑なストーリーを言葉だけで伝えるよりも、イメージを使って伝えれば誰でも理解できるようになります。
インフォグラフィックを使用するシチュエーション
インフォグラフィックは、どのようなシチュエーションでもその力を存分に発揮します。例えば、マーケティングチームでは、調査データや広告キャンペーンの数値をわかりやすいイメージで表現する際にインフォグラフィックを活用できますし、営業チームは、複雑な製品を顧客や見込み客に説明したり、自社のサービスと競合他社のサービスを比較する際などにインフォグラフィックを使用することができます。NGOやNPOとっても、複雑な社会問題や環境保護に対する認識を高めるためのツールとしてインフォグラフィックが活躍します。
インフォグラフィックが便利な理由は以下の通りです:
複雑なプロセスでも簡単に説明可能 - 複雑なプロセスでもわかりやすく説明しやすくなります。
ブランドの認知度の向上 - ブランドのイメージに合わせて、カスタマイズが可能です。
データの可視化 - データをビジュアルを使って表現することができ、作成したインフォグラフィックをソーシャルメディアでシェアすることで、バイラル効果を見込むこともできます。
SEO 対策に役立つ - インフォグラフィックが広く共有されれば、複数の外部サイトでインフォグラフィックに関しての自社のページが詳細され、自社サイトに対するトラフィックを増加させることができ、SEO(検索エンジン最適化) 対策にもつながります。
興味を湧かせる - 私たち人間は「聞いた」ことよりも「見た」ことを記憶しやすい生き物です。視覚効果を利用して興味を湧かせるようなプレゼンの作成やワークショップを開催しましょう。
人間の情報処理能力は、文字での情報よりもイメージでの情報の方が6万倍も速いそうです。視覚に訴える情報の作成がどれだけ重要かお分かりいただけたでしょうか?
インフォグラフィックをすぐに作成
テンプレートを使用することによりインフォグラフィックの作成をすぐに開始することができ、作業時間の大幅な節約にもつながります。もちろんテンプレート無しで一からの作成も可能です。しかし、すでに書き込むだけのフォーマットがあれば、より簡単に図の作成をすることができます。
Miro は、オンラインでインフォグラフィックの作成ができる非常に便利なツールです。テンプレートを展開し、3種類の例の中から好みに合ったデザインを選択し、インフォグラフィックを作成することができます。テキストを自由に変更し、共有したいデータにお好みの色を追加しましょう。
また、テンプレートライブラリから他のフレームワークや図表も、インフォグラフィックと一緒に使用することにより、すべてを1つのボードで管理、共有することが可能になります。
インフォグラフィックの作り方
Miro では、簡単にインフォグラフィックの作成を行うことができます。インフォグラフィックテンプレートを開き、以下のステップで作成を始めましょう:
重要なポイントを見極める: インフォグラフィックを通して何を伝えたいのか考えてみましょう。調査データや統計データなどにインフォグラフィックスが使用できますが、情報を整理しなければ、読んだ人は、何を伝えたいのかわからなくなります。インフォグラフィックの力を最大限引き出すためには、時間をかけて、伝えたい重要なポイントを3〜5個ほどまとめてみましょう。これらのポイントを選定するために、チームミーティングを開催し、ボード上でリアルタイムの議論を行うことがベストです。
デザインや構成の計画:ポイントをまとめた後は、どのような方法やデザインでで情報を伝えたいか考えてみましょう。魅了苦的なデザインや構成は、インフォグラフィック作成において、人を惹きつけるための大切な要素の1つです。
テキストの計画:デザインや構成が決まれば、次はイメージに追加するテキストを考えましょう。入れたい文字の量に応じて、3つのテンプレート例から一番合ったものを選択しましょう。
インフォグラフィックの作成開始:それでは、Miro のテンプレートを使って、作成作業を開始しましょう。このテンプレートを使えば、デザインチームとの共同作業やデザイン経験のない方でも、自分一人で簡単かつ直感的な作成作業を行うことができます。テキストや、アイコン、色を編集するだけで、あなただけのがインフォグラフィックを完成することができます。
見直しとくりかえし作業:インフォグラフィックでは、テキストとイメージは、非常に密接な関係にあります。テキストを編集していく過程で、どのように情報を見せたいのかなどのイメージが湧いてくるはずです。また、画像や図をデザインすることで、テキストの改善・改良も必要となってくることでしょう。印象に残るイメージやデザインと一緒に、明確でまとまりのある構成が出来上がるまで、何度も見直しと編集作業をくりかえしましょう。
保存: インフォグラフィックを作成した後に、オフラインで活用したい場合に備えて、エクスポートすることを忘れないでください。オンラインの場合、いつでもダッシュボードからインフォグラフィックにアクセスできますが、必要な場合、JPGやPDF形式でエクスポートして、プレゼンテーションで使用したり、ソーシャルネットワークにアップロードしたり、ニュースレターで活用することができます。
インフォグラフィックの例
インフォグラフィックは、さまざまな分野で使用されています。ここでは、インフォグラフィックの代表的な使用例をご紹介いたします:
マーケティングにおけるインフォグラフィック
インフォグラフィックは、マーケティングにおいて様々なシチュエーションで活躍します。視覚情報はブランドの認知度を高める重要な要素であるため、マーケティング戦略においてよく使用されます:
ニュースレター - メールマーケティングは非常に有効で、インフォグラフィックをニュースレターなどに含めることにより、リテンションや添付リンクに対するクリックの数を増加させることができます。
ソーシャルメディア(バイラル効果)- トレンドに合った興味深いデータや情報などを共有できれば「バズる」コンテンツをソーシャルメディアに投稿することができます。
ブランド認知度 - 印象的かつ決まったデザインをイメージに使用することで、ブランドの認知度を高めることでができます。
プレゼンテーション - インフォグラフィックを使用することで、注目を引くプレゼンテーションを実現することができます。
教育現場におけるインフォグラフィック
説明が難しい科目において、インフォグラフィックを活用することで、生徒が情報を記憶しやすくなります。視覚的な情報は、純粋な文字情報よりも80%も記憶率が高いということが、すでに多くの研究で証明されています。
Miro のインフォグラフィックテンプレートを使用して学生が知識を吸収しやすい形式で授業・講義を進行しましょう。
中小企業向けにおけるインフォグラフィック
インフォグラフィックは、新しい顧客層にアプローチする上で非常に役立ち、ビジネスを拡大において重要な役割を果たすことができます。例えば、パーソナルトレーニングの会社であれば、上半身を鍛えるための5種類のトレーニング方法をインフォグラフィックを通して共有することができます。興味をそそる内容のものであれば、多数の人にシェアされ、新しい顧客層に情報を届けることが可能です。
また、クリエイティブなニュースレターの送信や、パンフレットの作成、オファーの送信などにも活用できます。
Miro のインフォグラフィックテンプレートを活用して、大きな目標を達成しましょう!「テンプレートを使用する」からすぐにテンプレートをご利用いただけます。
おすすめの無料のインフォグラフィックテンプレートは?
インフォグラフィックテンプレートを無料で提供しているプラットフォームは、Miroを含めて多数存在します。Miro のオンラインホワイトボードは、無料で使用でき、完全にカスタマイズ可能です。無料のインフォグラフィックテンプレートに加え、その他多数のテンプレートやコラボレーション機能利用することができ、ワークショップやブレーンストーミングを開催したり、次の戦略を策定することも可能です。
インフォグラフィックはどのように使用できますか?
インフォグラフィックは、視覚効果を通してデータをシンプルかつ明確に表現するために使用されます。画像や、イメージ、アイコン、図などを組み合わせ、一目見ただけで内容が理解できる図を作成しましょう。
インフォグラフィックの構成要素とは?
原則として、インフォグラフィックは、少なくとも以下の要素から構成されなければなりません: - タイトル:わかりやすいタイトルを付けましょう。 - 画像:自分でデザイン、ストックサイトまたは画像ライブラリから画像を使用しましょう。 - テキスト:シンプルな表現で、可能であれば簡潔なテキストを書きましょう。 - 情報ソース:情報を引用した際は、引用元を正しく記載しましょう。 - ブランディング要素:ロゴやブランドカラーなどブランドの特徴を反映した、インフォグラフィックを作成しましょう。
インフォグラフィックテンプレートの使用目的とは?
インフォグラフィックテンプレートを使用すれば、すぐにインフォグラフィック作成を開始することができます。デザインの知識がなくても、必要なデータを少し編集するだけで、誰でもインフォグラフィックを作成することができます。
このテンプレートで作業を開始する
チームチャーターテンプレート
活躍するシチュエーション:
チームミーティング, ワークショップ, ミーティング
チームチャーターとは、チームの目的や目標、それらの達成に必要なステップをまとめた文書です。チームチャーターは、すべてのメンバーが集中し、目指すべき方向性を視覚化します。協力して作成したチームチャーターは、メンバーの結びつきを強める有効な手段です。チームチャーターテンプレートは、新しくチームを設立したとき、既存チームに新メンバーを加えたとき、あるいはチームでの在籍期間にかかわらず、改めてチームの連携を強化したい場合に有効なフレームワークです。
UML コンポーネント図テンプレート
活躍するシチュエーション:
ソフトウェア開発, マッピング, 図表作成
コンポーネント図テンプレートを使用して、システムの物理的なコンポーネントがどのように構成され、配線されているかを表現しましょう。システム実装の詳細を可視化し、計画された開発がシステムのニーズにマッチしていることを確認するなど様々なシチュエーションで活躍します。
Web サイトワイヤーフレームテンプレート
活躍するシチュエーション:
ワイヤーフレーム, UX
Miro の Web サイト用ワイヤーフレームテンプレートを活用して、Web サイトの要素をマッピングし、理想の Web サイトを実現しましょう。優れたユーザーエクスペリエンスを作成して、ビジネスの目標達成に近づくことができます。
ウェブサイト用フローチャートテンプレート
活躍するシチュエーション:
Flowcharts, Mapping, User Experience
サイトマップとしても知られるウェブサイト用フローチャートでは、現在または今後作成するウェブサイトの構造や他のページのマッピングができるようになります。また、フローチャートを使用すれば、チームは今後のコンテンツに関して把握している情報の差を明らかにすることができます。ウェブサイトを構築する際に、ウェブコンテンツに関連するキーワードに基づいて、各コンテンツがユーザーに正確な検索結果を提供できるようにする必要があります。プロダクトチーム、UX チーム、コンテンツチームは、フローチャートやサイトマップを使用して、ウェブサイトに含まれる内容をすべてを理解し、コンテンツの追加や再構築を計画して、ウェブサイトのユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
クリエイティブブリーフテンプレート
活躍するシチュエーション:
デザイン, マーケティング, デスクリサーチ
クリエイティブな思想家(または特に創造的な思考家)にも、生産的で有効な方向にアイデアを押し進めるよう明確なガイドラインが必要です。また、優れたクリエイティブブリーフでは、プロジェクトのターゲットオーディエンス、目標、タイムライン、予算、範囲、仕様などを含む情報が書き込まれたこうしたガイドラインを定めることができます。マーケティングや広告キャンペーンの基礎となるクリエイティブブリーフは、ウェブサイト、ビデオ、広告、バナーなどを構築する最初のステップです。このブリーフは通常、プロジェクトを始める前に作成し、このテンプレートを使えば簡単に作れます。
ローファイプロトタイプテンプレート
活躍するシチュエーション:
デザイン, デスクリサーチ, ワイヤーフレーム
ローファイプロトタイプは、製品またはサービスの実用的な初期ビジョンとして機能します。これらのシンプルなプロトタイプは、最終製品と一部の機能しか共有していません。大まかなコンセプトの検証やアイデアの妥当性を確認するのに最適です。ローファイプロトタイプは、製品やサービスの機能性を検討するために、製品開発チームや UX チーム が迅速なイテレーションとユーザーテストに焦点を当てて、将来のデザインに反映させるためのものです。コンテンツ、メニュー、ユーザーフローをスケッチしたマッピングに重点を置くことで、デザイナーとノンデザイナーの両方がデザインとアイデア出しのプロセスに参加することができます。リンクされたインタラクティブな画面を作成する代わりに、ローファイプロトタイプは、ユーザー ニーズ、デザイナー ビジョン、関係者の目標の一致についてのインサイトに焦点を当てています。