パーキングロットマトリクステンプレート
アイデア、本題から外れた話題、その他の議論を管理することにより、チーム会議に集中できます。
パーキングロットマトリクステンプレートについて
アイデアのパーキングロットマトリクス(「アイデアの壁」とも呼ばれる)は、会議中に生まれた、さらなる調査や議論が必要なアイデアおよび問題を蓄積しておくことができます。
大きなアイデア、進行を妨げるトピック、関係のない余談は、会議が終わるまでに解決できないかもしれません。ワークショップや会議中に、パーキングロットフレームワークの使用をチームに打診してみましょう。民主的なアプローチを使用するなら、会議に貢献した全員がこの資料の所有権を有することになります。
各チームメンバーは、懸念事項があれば指摘することができます。会議の主題が片付いてから、優先順位が付けられるパーキングロットフレームワークのアイデアには順位を付けて、前回の会議以降のアイデアの進捗について話し合うことができます。
アイデアのパーキングロットマトリクスの詳細については、引き続き以下をお読みください。
アイデアのパーキングロットマトリクスとは?
パーキングロット マトリクスは、ワークショップや長時間に及ぶ会議に使用される会議進行ツールで、本題からの逸脱や無関係のトピックを切り離し、次のステップとするべき実用的なアイデアを決定するものです。議論したいアイデアをパーキングロットマトリクスに追加することで、チームでの議論に一貫性を持たせることができ、全員の考えや会議への貢献度を管理することができます。
パーキングロット マトリクスは、本題から逸れる、または曖昧で変更があるかもしれないアイデアを提案する可能性があるチームメンバーがグループにいる場合、特に便利です。アイデアや考察を「一時退避」させて価値あるインサイトを集め、議論する適切なタイミングや状況に備え、優先順位付けや必要に応じて再確認できます。
パーキングロットマトリクスの作り方
独自のアイデアのパーキングロットマトリクスを作成することは簡単です。Miro のホワイトボードツールは、アイデアのパーキングロットマトリクスを作成し、共有するのに最適なキャンバスです。まずは、アイデアのパーキングロットマトリクスを選択し、以下の手順に従って独自のマトリクスを作成しましょう。
1. 会議中は主題に集中します。
事前に決めた主題に集中しましょう。誰かが別の話題や無関係なアイデアを話し始めた場合は、それを付箋紙に書き出すよう促します。彼らのアイデアを記録することで、その価値は理解しているが、現在の話し合っている内容ほど緊急性がないことが伝わるはずです。
2. 質問リスト、無関係な余談、後から確認が必要なアイデアを蓄積します。
チームは、Tab キー(または「Command + D」ショートカットキー)を使用し、付箋紙を必要なだけ追加して、手早く簡単にアイデアを書き出すことができます。「議論するアイデア」は、最も重要なコンセプトや懸念事項に集中します。気になること、後で検討すべきこと、余談など、誰もが自由にアイデアをバーキングロットに追加することができます。
3. フォローアップが必要なチームのアクションアイテムを明確にします。
関連性のある付箋の内容はチームメンバーが管理するアクションアイテムに移行させ、現実的なタイムラインを作成して進捗を報告します。こうすることで、すべてのアイデアを一度に解決 / 完結しようとせずに、今後の To-Do に焦点を当てることができるため、会議を予定通りに進めることができます。
4. フォローアップ会議の開催計画を立てましょう。
パーキングロットマトリクスは、今後のリサーチ、議題、会議のための行動計画となります。思い付きを具体的な価値に変えるための指針となるのがこのフレームワークの理想です。次のチームの再グループ化の際にマトリックスを取り込みましょう。これにより、全員の考えを整理し、次の計画を軌道に乗せるための準備ができます。
このテンプレートで作業を開始する
ふりかえり用 4L モデルテンプレート
活躍するシチュエーション:
ふりかえり, 意思決定
さて、今回のスプリントが終わったと仮定しましょう。チームは今回のスプリントで設定した目標に向けて懸命に取り組み、モチベーションも高まっています。完了したスプリントをしっかりとふりかえり、評価してみましょう。うまくいったこと、うまくいかなかったこと、改善できることなどが考えられると思います。このアプローチ(4L は「Liked」「Learned」「Lacked」「Longed」の頭文字を表します)は、感情を省いてプロセスを冷静に振り返る上で非常に有益な方法です。 ふりかえりを行うことにより、信頼を築き、士気を改善し、関わりを増やすことができます。また、今後より生産性を高め成功するために調整を行うこともできます。
スタート、ストップ。継続的なふりかえりテンプレート
活躍するシチュエーション:
ワークショップ, ミーティング, ふりかえり
フィードバックを与え、受け取ることは、時に困難だったり、威圧感を伴ったりします。四半期前、1 週間前でさえ、過去をふりかえって「良い」 / 「悪い」の判断を下すことは困難なことです。スタート、ストップ、コンティニュー フレームワークは、チームが最近の経験を簡単にふりかえることができるように作られたものです。スタート、ストップ、コンティニュー テンプレートは、チームが始めるべきこと、やめるべきこと、続けるべきことを具体的に検討するよう促します。協力者と一緒に、生産性を高め成功に続く重要なステップに同意します。
レーダーチャートテンプレート
活躍するシチュエーション:
Business Management, Operations, Strategic Planning
Miro のレーダーチャートテンプレートを活用して、書き出したアイデアを重要度に応じて整理し、そのアイデアが問題解決に効果的な手段か検討しましょう。
デイリースタンドアップミーティング用テンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, ミーティング, ソフトウェア開発
チーム全体が集まり、前日の確認をして、当日の作業について議論します。こうした毎日の会議は「スクラム」とも呼ばれ、簡単なものですが、障害の特定、各チームメンバーに発言の場の提供、コラボレーションの促進、進捗状況の把握、最終的にはチームの効果的な共同作業を実現することができるパワフルなものです。このテンプレートを使用すれば、スプリントチームのデイリースタンドアップを簡単に計画することができます。日付と時間を指定し、アジェンダを作成して、スプリント全体で同じフォーマットを使用して始めます。
PI 計画用テンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, 戦略プランニング, ソフトウェア開発
PI 計画は、「プログラム増分計画(program increment planning)」の略称です。大規模アジャイル開発フレームワーク(SAFe)の一環である PI 計画は、チームが共有するビジョンに対して戦略を立てるのに役立ちます。通常の PI 計画セッションでは、チームは集まってプログラムのバックログを確認し、複数部門間で連携して、次のステップを決めます。多くのチームが 8 ~ 12 週間ごとに PI 計画イベントを実施しますが、ニーズに合わせて計画スケジュールをカスタマイズすることができます。PI 計画を使用して機能を細分化して、リスクを特定し、関係性を見付け、展開するシナリオを決めましょう。
プレゼンテーションテンプレート
活躍するシチュエーション:
プレゼンテーション, 教育
キャリアのある時点で、プレゼンテーションを行う必要があるかもしれません。通常、プレゼンテーションは、トピックを説明する画像、文章、図を含む付属のスライド資料を使って話すことになります。このプレゼンテーションテンプレートを使用することで、プレゼンテーションの計画を立てるストレスから解放され、効果的で視覚的に魅力的なスライドを簡単に作成することかできます。プレゼンテーションテンプレートは、オーディエンスの集中力や意欲を高めるサポートをすることで、負担を取り除くことができます。シンプルなツールを使用して、スライド資料をカスタマイズし、チームとスライドを共有して、フィードバックを得て、コラボレーションすることができます。