ファンディング(資金調達)トラッカーテンプレート
資金調達の目標に向けて進捗状況を管理しましょう。
ファンディングトラッカーテンプレートについて
ファンディングトラッカーとは?
ファンディングトラッカーは、寄付金温度計、目標温度計、資金調達温度計、寄付金トラッカーとも呼ばれ、資金調達キャンペーンには不可欠なものです。ファンディングトラッカーは、非営利団体などの組織が資金調達の目標に向けた進捗状況を把握するのに役立ちます。マイルストーンと目標の視覚化を容易にすることで、効率的により多くの資金を集め、チームはタスクを守りながらプロジェクトを進めることができます。
ファンディングトラッカーテンプレートの使い方
ファンディングトラッカーは、組織運営のための資金をより多く調達することを可能にします。このテンプレートは、資金調達の目標達成に向けた進捗状況の把握に適したフレームワークを提供します。ここでは、ファンディングトラッカーテンプレートを使用する際の重要なポイントをいくつかご紹介します。
ステップ 1:資金調達の目標を明確化しましょう。現実的な資金調達の目標を設定するためには、2 つの要素を検討する必要があります。まずは、達成目標を検討します。非営利団体における資金調達が目的ですか?スタートアップ企業として製品配送に必要な資金調達が必要ですか?それとも、スモールビジネスを軌道に乗せるための資金が必要でしょうか?資金調達の目標は、組織形態によって異なることでしょう。次に、潜在的な資金提供者について考えてみましょう。友人や家族に資金提供を依頼しますか?一般の方に依頼しますか?投資会社に依頼しますか?過去に資金提供を依頼した企業と似た企業を調査し、その調査結果をもとに目標を設定しましょう。
ステップ 2:資金提供者のプロフィールを作成します。資金調達の目標を設定した後は、基本的な資金提供者のイメージができ始めていることでしょう。そのイメージを具体化しましょう。平均的にどの程度の資金提供を想定しますか?上限値はいくらですか?下限値はどうでしょうか?
ステップ 3:成功とみなす基準を設定しましょう。企業の多くは、ファンディングトラッカーを温度計のようなものだと捉えています。温度計の下部には、予想される調達資金の下限値をラベル付けします。温度計の上部には、上限値をラベル付けします。温度計の残りの部分には、資金調達のためのマイルストーンを入力します。これにより、チームは資金調達の進捗を把握しやすくなります。また、ファンディングトラッカーを公開すれば、資金提供者のモチベーションの向上にもつながります。
なぜファンディングトラッカーを作成するのでしょうか?
1. 進捗状況を把握できます。ファンディングトラッカーは、資金調達の目標に対する進捗状況を簡単に測ることができます。慈善活動のための資金を調達する場合、オンライン寄付、メール、チャリティモバイル、郵便などを利用して、さまざまなところから寄付が寄せられることでしょう。スタートアップのための資金を調達する場合、多くの投資家や投資組織とのやり取りが生じるはずです。ファンディングトラッカーがあれば、目標を見失うことなく進捗状況を把握することができます。
2. 理念の共有を行いましょう。資金調達を行う多くの組織は、ファンディングトラッカーを公開しています。資金調達トラッカーを公開することで、資金提供者の提供意欲がを刺激され、モチベーションの促進につながります。資金提供者は、ファンディングトラッカーを使って自分の提供資金がプロジェクトに与える影響を知ることができ、さらにトラッカーをソーシャルメディアで共有することもできます。
3. 明確な目標を設定しましょう。ファンディングトラッカーテンプレートを使用すれば、資金調達の目標を設定することができます。組織や目的のための資金調達は大変な作業です。目標や成功の基準を設定、視覚化すれば、モチベーションを維持しながら計画に沿って資金調達を進めることができます。さらに、資金調達のプロセス全体を把握した目標の調整、マイルストーンの追加、資金提供者の記録も可能になります。
4. 資金提供者を記録しましょう。資金調達の目的が、スタートアップ企業のビジネス拡大や、非営利団体の慈善事業に関係なく、資金提供者を記録する必要があります。多くの資金提供者がさまざまな方法で資金を提供する場合、誰が、いつ、何をしてくれたのかを覚えておくことは困難です。資金提供者の記録を残しておけば、資金調達が終了したときに謝意を伝えることができます。
ファンディングトラッカーテンプレートの活用方法
ファンディングトラッカーテンプレートは、組織や目的のために資金を調達する必要があるときにいつでも使用してください。特に、さまざまなところから資金提供を受けている場合に有効です。
リーン UX キャンバステンプレート
活躍するシチュエーション:
デスクリサーチ, プロダクト管理, ユーザーエクスペリエンス
何を、何のために、誰のために構築していますか?これらは、有名な企業やチームを成功に導くための全体像の質問であり、リーン UX はその答えを見出すのに役立ちます。このツールは、プロジェクトの調査、設計、計画の段階で特に役に立ちます。これを使用すると、素早く製品を改善し、ビジネス上の問題を解決できるため、顧客中心の製品の実現につながります。このテンプレートを使用すると、8 つの主要要素(ビジネス上の問題、ビジネスの成果、ユーザーと顧客、ユーザーのメリット、ソリューションのアイデア、仮説、仮定、実験)を中心に構成されたリーン UX キャンバスを作成することができます。
サマリーテンプレート
活躍するシチュエーション:
プロジェクト管理
Miro のサマリーテンプレートを使ってステークホルダーとのコミュニケーションを促進しましょう。プロジェクト管理を効率化し、チームの連携をこれまで以上に強化できます。
ステークホールダーマップテンプレート
活躍するシチュエーション:
経営管理, マッピング, ワークフロー
ステークホールダーマップは、プロジェクトへの影響力と関心の強さに応じて関係者をグループ化する分析手法の 1 つです。このテンプレートを使用することで、製品、プロジェクト、アイデアに関心があるすべての関係者を 1 つの視覚領域に整理することができます。これにより、プロジェクトに影響を与える関係者と、関係者それぞれの関係性を容易に把握することができます。ステークホルダーマップは、プロジェクト管理で広く使われている手法で、通常はプロジェクトの開始時に実施されます。ステークホールダーマップをプロジェクトの早い段階で実施することで、ミスコミュニケーションの発生を防ぐことができます。また、すべてのグループの目的に対する認識を合わせて、成果と結果に対する期待値を設定することができます。
アクションプランテンプレート
活躍するシチュエーション:
教育, プロジェクト管理, プロジェクト計画
Miroのアクションプランテンプレートを活用して各プロジェクトごとのタスクやフローをひと目でわかるように管理し、確実に事業目標の達成に向かってプロジェクトを進行しましょう。アクションプランテンプレートを活かすことで、複数の事業やプロジェクトが常に同時進行していても行動計画の精度を高め、実現力を向上できます。
PI 計画用テンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, 戦略プランニング, ソフトウェア開発
PI 計画は、「プログラム増分計画(program increment planning)」の略称です。大規模アジャイル開発フレームワーク(SAFe)の一環である PI 計画は、チームが共有するビジョンに対して戦略を立てるのに役立ちます。通常の PI 計画セッションでは、チームは集まってプログラムのバックログを確認し、複数部門間で連携して、次のステップを決めます。多くのチームが 8 ~ 12 週間ごとに PI 計画イベントを実施しますが、ニーズに合わせて計画スケジュールをカスタマイズすることができます。PI 計画を使用して機能を細分化して、リスクを特定し、関係性を見付け、展開するシナリオを決めましょう。
製品開発ロードマップテンプレート
活躍するシチュエーション:
ロードマップ, ソフトウェア開発, プロダクト管理
製品開発ロードマップは、コンセプトから市場投入に至るまで、製品を提供する際にチームが実施する必要があることすべてに対応しています。また、製品開発ロードマップは、ガイダンスとリーダーシップを提供するチーム連携ツールで、チームが集中して製品イノベーションのバランスを取り、顧客ニーズを満たすことができるようサポートします。製品開発段階に集中して時間をかけてロードマップを作成すると、チームは、ビジネスリーダー、デザイナー、開発者、プロジェクトマネージャー、マーケティング担当者、その他チームの目標達成に影響を及ぼす個人にビジョンを伝えることができます。