ER 図(実体関連図)テンプレート
MiroのER図(実体関連図)テンプレートを活用して、データベース設計を効率的に行いましょう。ソフトウェアやアップデートの実装前に、システム内の要素の相互関係や構造をER図を使って計画することで、設計作業をよりスムーズに進めることができるようになります。
ER図(実体関連図)テンプレートとは?
ER図とは、Entity Relationship Diagramの意味でデータベース設計で活用される設計図のことです。
エンティティ(実体・モノ)とリレーションシップ(関係)で構成されており、データやデータ間の処理構造を図解するものです。
例えば、顧客が商品を購入するフローをER図で記載する場合、「顧客」や「商品」がエンティティとなり、「購入する」がリレーションシップとなります。
ER図テンプレートは、エンティティを書き込むフォーマットが用意されており、初めての人でも簡単に作り始めることが可能です。
こんな人におすすめ
ER図は、データベースや情報システムデザインで使用されます。開発者やデータベース設計者、それに関わるチームメンバーにおすすめのツールです。
例えば、さまざまな役割(開発者とプロダクトマネージャーの関係など)、具体的な事業目標(製品やサービスなど)、目に見えない事業目標(バックログなど)間の関係などを視覚化するのに役立ちます。
どのような複雑な内容でも、シンプルな表現で示すことができるため、チーム間で共通認識を持つためにも活用することができます。
ER図(実体関連図)テンプレートの使い方
1. ER図にしたいシステム内の全てのエンティティを特定する
ER図にエンティティを漏れなく示すために、足りない場合はテンプレートの長方形を複製して全てを記入しましょう。
通常、長方形で表示されるエンティティは名詞(物、人、概念、イベントなど)のことを指します。異なる記号は、異なるタイプのエンティティを表現しています。
例えば「強エンティティ(実体)」は、通常長方形で表現され、「弱エンティティ(実体)」は二重の長方形で表現されるなどのルールがあります。
2. エンティティには分かりやすく名前や属性ををつける
エンティティを把握しやすくするために、分かりやすく名前や属性を記入しましょう。
属性とはエンティティの特性を指します。
例えば、ER図が学生が大学に出願するために使用するソフトウェアをマッピングしている場合、「学生」エンティティの下には、属性として次の情報「Student_No, Student_Name, and Course_Of_Study」を記載します。
3. エンティティ間のリレーションシップ(関係)を記入する
エンティティ間の関係を特定するため、線や矢印で関連付けましょう。
ER図では、接続線と矢印にラベルが付きます。これらのラベルは、エンティティがどのように相互作用するかを表し、エンティティ間の関係性を示します。
接続線の種類によって意味も異なり、あるエンティティから次のエンティティにどれだけのデータが流れるかを示すことに役立ちます。
オンラインワークスペースである Miro では ER 図ツールや作図ツールを使って、ER 図を効率良く作成することができます。
また、Miro ボード内の Mermaind アプリも使用することで、直接コードを入力して ER図を作成することが可能です。
ER図(実体関連図)とはそもそも何ですか?
ER図(実体関連図)とは、エンティティ(人、モノ、および概念)がどのように相互作用しているかを表すための図です。このデータモデルは、開発者と設計者がソフトウェアの主要な要素間の関係を視覚化する時によく使用されます。ER図を使用することにより複雑なシステムやデータベースを図解することができます。エンティティ同士がどのように関連し、作用し合っているかを分析することでシステムがどのように機能しているかを効率的に理解することができます。
MiroのER図(実体関連図)テンプレートの特徴は何ですか?
ER図テンプレートは、必要に応じていつでもカスタマイズできることが特徴です。図形の追加、色の変更、付箋の作成、矢印の追加などを簡単に行うことができます。ER図は作図にさまざまな記号や矢印を追加したり編集する必要がありますが、全てをオンラインで管理することができるため、チームメンバーがどこからでもアクセスでき簡単に編集できることが特徴です。
MiroのER図(実体関連図)テンプレートは無料ですか?
Miroではテンプレートを使用してER図を無料で作成することができます。無料アカウント(Freeプラン)作成の際にクレジットカードの登録も必要ありません。初めての方でも、ER図テンプレートをソフトウェア開発やシステムの見える化に活用しましょう。
このテンプレートで作業を開始する
リサーチデザインテンプレート
活躍するシチュエーション:
デザイン思考, デスクリサーチ, UX デザイン
デザインリサーチマップは、リサーチ方法において考え方とアプローチという 2 つの重要な共通部分の関係を示すグリッドフレームワークです。デザインリサーチマップでは、チームやクライアントに、生成的なデザイン思考を使用して新しいビジネス戦略を立てるよう促します。このフレームワークは元々、学者のリズ・サンダース氏によってデザインされ、リサーチとデザイン手法間の混乱や重複の問題を解決することを目的としています。チームが問題解決モードまたは問題空間定義モードのどちらであっても、リサーチデザインテンプレートを使用すれば、多くの無関係な業務における共同価値を検討するのに役立ちます。
プロジェクト計画用テンプレート
活躍するシチュエーション:
プロジェクト管理, プロジェクト計画
プロジェクト計画とは、チームがプロジェクトのマイルストーンを視覚化し、達成するのに役立つ情報を一か所にまとめたものです。プロジェクト計画は、プロジェクトの賛同を示す必要がある人に、プロジェクトの「何が」と「なぜ」について概要を示す場合に最適です。プロジェクト計画を使用して、チームのニーズ、期待、そしてタイムライン、予算、範囲の基準値について積極的に話し合いましょう。この計画は、プロジェクトの開始前に利用可能なリソースや、プロジェクト終了時に期待される成果物を明確にするのにも役立ちます。
企業方針ボードテンプレート
活躍するシチュエーション:
Leadership, Org Charts
企業方針ボードテンプレートを活用して、イノベーションと成長への道筋を見出しましょう。関係者を全員集めて、会社の方向性や目標を決めましょう。
ユーザーストーリーマッピングテンプレート
活躍するシチュエーション:
マーケティング, デスクリサーチ, マッピング
ユーザーストーリーマッピングは、2005 年にジェフ・パトンが考案したアジャイル手法であり、ユーザーの行動を時系列で分析し、整理することで、ユーザーがどのように自社の製品やサービスと出会い、体験しているのかをより深く理解できるほか、プロダクトバックログもユーザーストーリーマップで視覚化、管理できるようになります。個人での使用やチームでの使用にかかわらず、Miro のユーザーストーリーマップにより、製品やサービスを通してユーザーに提供するビジネス価値に焦点を絞り、ユーザーが関心を持つ機能をリリースすることができます。このマッピングフレームワークは、ユーザーのニーズを満たすための要件や実施事項についてプロジェクトやプロダクトチームで認識を共有することに役立ちます。さっそくユーザーストーリーマップを使用して、ユーザーインサイトを手に入れましょう。
チームチャーターテンプレート
活躍するシチュエーション:
チームミーティング, ワークショップ, ミーティング
チームチャーターとは、チームの目的や目標、それらの達成に必要なステップをまとめた文書です。チームチャーターは、すべてのメンバーが集中し、目指すべき方向性を視覚化します。協力して作成したチームチャーターは、メンバーの結びつきを強める有効な手段です。チームチャーターテンプレートは、新しくチームを設立したとき、既存チームに新メンバーを加えたとき、あるいはチームでの在籍期間にかかわらず、改めてチームの連携を強化したい場合に有効なフレームワークです。
ToDo リストテンプレート
活躍するシチュエーション:
プロジェクト管理, 教育, 意思決定
MiroのToDoリストテンプレートを活用して作業内容の整理や見える化、優先順位付けに活用して生産性を向上しましょう。今やるべきことが明確化されることで目の前の作業に集中でき、漠然とした全体像に迷いを感じることがなくなりプロジェクトを気持ちよく進めることができるようになります。