エレベーターピッチテンプレート
Miroのエレベーターピッチテンプレートを活用して、チーム全員で強力なエレベーターピッチを作りましょう。キラーストーリーでプロジェクトを前進させ、製品のアイデアを実現するための資金を調達できるようにしましょう。
エレベーターピッチテンプレートとは?
エレベーターピッチテンプレートは、エレベーターピッチワークショップをチームで実施するための方針を記したフレームで構成されています。エレベーターピッチとは、アイデア、プロジェクト、製品についての説得力のある概要を提供するプレゼンテーションの手法です。エレベーターピッチは、製品アイデアのメリットや強みの全体像を簡潔に伝えることで、投資家や関係者の関心を引くことを目的としています。
こんな人におすすめ
プロダクトオーナー、UXデザイナー、ビジネスアナリスト、戦略家、マーケターにとって、製品の特長を明確にすることで、プロジェクトの承認をより簡単に得る際に活躍します。エレベーターピッチを構成する要素は、誰に(ターゲット オーディエンス)、何を(オーディエンスニーズ)、プロダクト名(プロダクト/サービス)、カテゴリー(プロダクトカテゴリー)、提供価値(ユーザーのメリット)、競合相手(競合相手の名前)、競合相手との差別化(競合相手よりも優れている点)という点です。エレベーターピッチを作成することで、このようなプロダクトの重要な要素を明確にすることができ、プロジェクトを売り込むための情報整理として役立ちます。
エレベーターピッチテンプレートの使い方
エレベーターピッチテンプレートは、ソフトウェア開発のコンサルタント会社であるFabric Groupが、勝てるエレベーターピッチを構築する方法をチームで見出せるように作成しました。このテンプレートにはチームと協力してプロジェクトや製品のキラーエレベーターピッチを作り出すための段階的な実施手順が含まれています。
1. テンプレートを使う前に目的を明確にする
このテンプレートを始める前に、このエレベーターピッチを作成するルールと目標を設定します。必要に応じてテンプレートの中の要素を取捨選択して活用しましょう。時間を決めてチームのワークショップとして活用したり、製品開発のアイデア出しとしてテンプレートを活用するなども可能です。
2. アイデアをブレインストーミングしてテンプレートに記入していく
テンプレートの項目に沿って、アイデアをブレストしながら記入していきましょう。そして、似ているアイデアやテーマは、Miroボードの色や図形の機能を活用してまとめていきます。
3. 参加者に投票してもらい、アイデアのランク付けを行う
参加者にMiroの絵文字投票をしてもらい、ユーザータイプごとにアイデアをランク付けします。アイデアがまとまったら、参加者はブレイクアウトルームにてエレベーターピッチを作成します。最後に全体で話し合い、製品に最適なエレベーターピッチを決定しましょう。
イノベーションワークスペースである Miro ではプレゼン資料作成ツールやプレゼンテーションテンプレートを使って、いつでもエレベーターピッチに必要な資料を作成できます。
アカウント作成も無料なので、ぜひ Miro をお試しください。
エレベーターピッチとはそもそも何ですか?
エレベーターピッチとは、エレベーターに乗っているくらいの短い時間(15〜30秒)で、自分自身やビジネスアイデアについてプレゼンする手法のことです。
優れた商品説明には何が必要でしょうか?
優れた商品説明に必要ないくつかのポイントがあります。時間が短いこと(60秒以内を目指す)分かりやすいこと、面白いフックがあること、そしてなぜ競合他社ではなく自社の製品を使うべきなのかをオーディエンスに納得させることが必要です。商品説明は魅力的なものでなければならず、ほとんどの人が自社の製品について話を聞くのは初めてであることを忘れないようにしましょう。記憶に残る、素晴らしい第一印象を作り出しましょう。
このテンプレートで作業を開始する
ファンディング(資金調達)トラッカーテンプレート
活躍するシチュエーション:
Kanban Boards, Operations
多くの組織、特に非営利団体(NPO・NGO)にとって資金調達は組織の存続にも関わる重要な要素です。これらの組織にとって調達目標を達成することは、彼らのミッションを遂行する上で非常に重要です。ファンディングトラッカーテンプレートは、資金調達の進捗状況を把握し、計画の遂行を強力にサポートします。このテンプレートは、マイルストーンの可視化だけではなく、寄付金や資金提供を集めるための効果的な方法の道筋を示し、資金提供者の履歴を追跡することにに役立ちます。特に、多方面からの資金提供を受けている場合に非常に便利です。
ストーリーボードテンプレート
活躍するシチュエーション:
デザイン思考
Miroのストーリーボードテンプレートを活用して、カスタマージャーニーを解き明かしましょう。使用される様々なシナリオを想像して、製品やサービスの向上につなげることができます。
企業方針ボードテンプレート
活躍するシチュエーション:
Leadership, Org Charts
企業方針ボードテンプレートを活用して、イノベーションと成長への道筋を見出しましょう。関係者を全員集めて、会社の方向性や目標を決めましょう。
リスク評価テンプレート
活躍するシチュエーション:
Leadership, Project Management, Decision Making
リスク評価マトリックスは、プロジェクトや製品開発サイクルの計画の策定をサポートするシンプルなフレームワークです。発生確率 / 重要度リスクマトリックスとも呼ばれるこのフレームワークを使用することで、発生確率と潜在的な影響度に基づいて、プロジェクトや製品が抱えるリスクにどのように優先順位をつけるかを把握することができます。リスクは、発生確率が低く影響度が軽度の「1:緑色の領域」から発生確率が最高の「10:赤色の領域」にランク付けされます。各リスクにランクをつけることで、対処の優先順位がつけられ、最大の脅威に強力なアクションプランを持って取り組むことができます。リスクを限定して視覚化するグリッドフォーマットは、プロジェクト実行中に直面しうるリスクの低減に寄与します。
3 時間のブランドスプリントテンプレート
活躍するシチュエーション:
スプリントプランニング, ワークショップ, マーケティング
顧客が自社ブランドを信仰する以前に、チームが信じなければなりません。そこで、ブランドスプリントが驚異的な力を発揮します。Google Ventures のチームが普及させたブランドスプリントは、自社ブランドに関するさまざまなアイデアを分類し、価値やオーディエンス、特性、ミッションステートメント、ロードマップなど、ブランドの基礎となるビルティングブロックと方向性を合わせます。新たにブランドを立ち上げる場合でも、既存のブランドをリニューアルする場合でも、ブランドスプリントは会社の命名やロゴのデザイン、デザイナーの採用やマニフェストの作成などのトリガーイベントを行うのに適しています。
SOAR 分析テンプレート
活躍するシチュエーション:
Leadership, Decision Making, Strategic Planning
SOAR 分析テンプレートは、組織の強みと可能性を検討し、将来の共有ビジョンを作成することを促します。SOAR 分析のユニークな点は、成長分野だけではなく、ポジティブな面にも焦点を当てるよう促す点です。SOAR とは、Strengths(強み)、Opportunities(機会)、Aspirations(願望)、Results(成果)の頭文字をとったものです。このテンプレートを使用するには、各カテゴリをポジティブなレンズを通して検討していきます。人を集めて行動を促したいときは、いつでも SOAR 分析を行ってください。