クレイジー 8 テンプレート
自由なスケッチブレインストーミング手法を活用すれば、短時間で多くのアイデアを生み出すことができます。
クレイジー 8 テンプレートについて
クレイジー 8 とは?
クレイジー 8 とは、素早く簡単にスケッチするブレインストーミングの練習で、チームメンバーが 8 分間に 8 つの図を書いてアイデア出しをします。参加者は気が抜けず、素早く考えざるを得ないので、「良くないアイデア」を省く時間はありません。これは、質より量を重視するものであり、チームが気楽に、可能性の限界を押し広げるのに最適な方法です。
この方法を使用するメリット
クレイジー 8 では図を使ってブレインストーミングすることで創造力を発揮し、同僚からアイデアを引き出すのに最適です。この方法は、短期間で楽しむことができ、そして何より重要なことに、アイデアを生み出すのに役立ちます。それらのアイデアすべてが素晴らしいとは言えませんが、チームメンバーが互いに刺激を受けるので、イテレーション、改良、具体化することができます。
このテンプレートの活用方法
Miro のブレインストーミングツールではクレイジー 8 を簡単に作成でき、アイデア出しの初期の段階で使用するのに最適です。セッションを小さくして、6 ~ 8 人に抑えると良いでしょう。ウェブサイトやページの UX のデザイン変更をする場合であれ、会社のロゴのブランドを変更する場合であれ、このプロセスを実施するのが効果的です。
クレイジー 8 テンプレートの使用方法
クレイジー 8 を使用すれば、これまで以上に創造力を簡単に鍛えることができます。このアイデア出しの手法は、開発の初期段階に最適で、スピーディーで時間制限のある取り組みに好まれます。
ステップ 1:クレイジー 8 テンプレートに移動します。分散しているチームと作業するので、8 つの空っぽのボックスを使用してデジタルスペース作り、シンプルにします。
ステップ 2:Miro のテンプレートを使用します。Miro のテンプレートの 8 つのボックスを使用して、Miro が提供するペンツール(または他のツール)で、8 分以内にスケッチ、描画、アイデア出しを行うようチームに伝えます。ここでは、完璧なものではなく、アウトプットすることを求めています。スケッチは、必要に応じてラフなもの構いません。
ステップ 3:必ず誰かが時間を測ってください。タイムキーパーは、チームが時間を把握し、1 つのスケッチに時間をかけ過ぎないよう、頻繁に時間を知らせる必要があります。
ステップ 4:必要に応じて何回でも繰り返し行います。
ステップ 5:チームメンバーには、グループに上位 3 つのアイデアをプレゼンしてもらいます。まず気に入ったアイデアを 3 つ選びます。さらに 6 分以内に、この選んだアイデアをもっと詳細にスケッチします。その後、グループにプレゼンしてもらいます。
ステップ 6:投票します。Miro が提供する投票ツールを使用して、各ボードに枠を作り、ドット投票を行います。
Miro にはクレイジー 8テンプレートの他にもブレインストーミングに役立つ図をご利用いただくことが可能です。さまざまなブレインストーミング手法を試して、多角的なアイデア出しを楽しみましょう!
クレイジー 8 テンプレートを使用するメリットを教えてください。
クレイジー 8 テンプレートは、ブレインストームの際に自分の創造力を発揮させたり、同僚からアイデアを引き出したりするのに最適なツールです。短時間で楽しくアイデアを生み出すのに役立つテンプレートです。
クレイジー 8 テンプレートをアイデア出しに使用する事例を教えてください。
クレイジー 8 は、アイデア出し・ブレインストーミングの初期段階で使うのがベストです。セッションは6~8人程度の少人数で行いましょう。ウェブサイトやページ上のUXの再設計、あるいは会社のロゴのリブランディングなど、プロセスのキックスタートに効果的です。
このテンプレートで作業を開始する
ベン図テンプレート
活躍するシチュエーション:
教育, 図表作成, ブレインストーミング
ベン図はビジネス会議やプレゼンテーションで使用される人気の図表です。ベン図は、データや集合項目間の関係を視覚的に表現するためのツールでありブレーンストーミングや、会議、プレゼンテーションで非常に活躍します。ある概念を含む円を描き、その上に別の概念を含む円を重ねることで、円が重なった部分からそのコンセプト同士の類似性を見つけることができるようになります。重なっている部分には、共通点を、重なっていない部分には、相違点を記入しベン図を作成しましょう。
ブルズアイ図テンプレート
活躍するシチュエーション:
プロジェクト管理, 優先順位付け, 図表作成
成長している組織にいると、すべての意思決定が運命の分かれ道であるかのように感じることがあります。そのせいで決断を下せずにいたり、優先順位をつけられない状態になったり、効率の悪い会議や士気の低下に至ることさえあるのです。そのようなシチュエーションに直面した時に、ブルズアイ図を活用しましょう。ブルズアイ図とは、その名の通り同心円を使ったダイアグラムで、企業が優先事項を設定したり、重要な決断を下したり、障害となるものを排除あるいは乗り越えたりするのに役立ちます。
クリエイティブブリーフテンプレート
活躍するシチュエーション:
デザイン, マーケティング, デスクリサーチ
クリエイティブな思想家(または特に創造的な思考家)にも、生産的で有効な方向にアイデアを押し進めるよう明確なガイドラインが必要です。また、優れたクリエイティブブリーフでは、プロジェクトのターゲットオーディエンス、目標、タイムライン、予算、範囲、仕様などを含む情報が書き込まれたこうしたガイドラインを定めることができます。マーケティングや広告キャンペーンの基礎となるクリエイティブブリーフは、ウェブサイト、ビデオ、広告、バナーなどを構築する最初のステップです。このブリーフは通常、プロジェクトを始める前に作成し、このテンプレートを使えば簡単に作れます。
KJ 法テンプレート
活躍するシチュエーション:
マッピング, プロダクト管理, ブレインストーミング
MiroのKJ法テンプレートを活用してアイデアやデータを整理し、ビジネスのソリューション開発を効率的に行いましょう。議論が複雑化してしまうような場合に、アイデアの内容を整理し、視覚的にわかりやすくまとめることができます。
SAFe プログラムテンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, 図表作成, アジャイルワークフロー
アジャイルモデルは多くの組織で使用されています。すべてのアジャイル標準を厳密に順守していない企業でも、アジャイルツールやプログラムインクリメント(PI)プランニングのような手法を取り入れています。正式な PI セッションを採用していなくても、プログラムボードは、チームや関係者とのコミュニケーションを活発にすることができます。また、開発目標とビジネス目標を一致させ、依存関係を明確にし、部門横断的なコラボレーションも可能にします。プログラムボードは、計画セッションに必要な構造を提供し、ブレインストーミングや調整会議にも対応できるような適応性を持っています。
3 つの何(出来事・学び・行動)テンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイルワークフロー, ふりかえり, ブレインストーミング
3 つの何(出来事・学び・行動)フレームワークを使用すれば、理解している情報のギャップを明確にし、他の人の視点から学ぶことができます。3 つの何(出来事・学び・行動)テンプレートを使用して、自分やグループの振り返りを行うことができます。まず特定のイベントや状況を思い出してみましょう。各フェーズにおいて、参加者が考えや体験を振り返ることができるよう誘導する質問をします。次に、チームと協力し、このテンプレートを利用してアイデアを記録し、体験を導くことができます。