コミュニケーションプランテンプレート
Miroのコミュニケーション計画テンプレートを活用して、ターゲットオーディエンスに対して明確で目を引くメッセージの構成を考え、発信の計画を立てましょう。このページではコミュニケーションプランの作り方もご紹介しています。
コミュニケーションプランテンプレートとは?
コミュニケーションプランは、オーディエンスにメッセージを発信する際に、スタートからゴールまで綿密に練られた戦略です。ビジネスのあらゆるフェーズで、メッセージを発信し、ブランドストーリーを通してオーディエンスの心を強く動かす必要があります。
また、このような明確なコミュニケーション設計はエンドユーザーだけではなく、資金調達や採用の場面、収益目標の達成、または情報漏洩の事故が発生してしまった場面であれ、ビジネスの成功には必要不可欠です。会社の規模や、サービスの成長段階を問わず、コミュニケーションプランが重要なのです。
こんな人におすすめ
スタートアップ企業からエンタープライズ企業まで、全てのマーケティングチームはコミュニケーションプランを立てる必要があります。代理店などの戦略プランナーなども、クライアントと共にコミュニケーションプランを立て、ターゲットや時流に合ったプランニングが必要になります。
また、CEOやリーダーポジションに立つ人も、社員や対外への広報などでコミュニケーションプランを立てる必要があります。コミュニケーション計画は軽視されやすいですが、メッセージを届けたい人達に正しく届けるために、どのような目的で、どのようなメッセージを、どう届けるのか、という戦略を立てることは非常に重要です。
コミュニケーションプランテンプレートの使い方
1. ブランドステートメントを作成する
コミュニケーションプランに取りかかる前に、ブランドとしての人物像を把握する必要があります。ブランドステートメントでは届けたいオーディエンスや、自分達が製品やサービスを提供する目的について明確にしましょう。例えば、ブランドステートメントのフォーマットとしては「私たちは、[製品やサービス]を通して[オーディエンス]に、[メリット]や[メリット]を提供します。」という定義をシンプルに考えてみましょう。
2. オーディエンスのペルソナをつくる
オーディエンスのペルソナをマッピングします。まずは情報収集です。アンケートツールや既存の調査データを活用して、人口統計、ブランドの認知度、要望、ニーズについて調査します。
また、自社のオウンドコンテンツがある場合は消費者の動向を分析します。ソーシャルメディアのアカウントなども同様です。フォロワーの特徴を分析し、オーディエンスの傾向を特定できるかを調べます。これらのデータを元に、ペルソナを具体的に作成しましょう。
3. コミュニケーションのゴール(成功)を定義する
自分たちが何者で、どのオーディエンスに発信していくのかが見えたら、会社が成功するために達成すべき目標について考えてみましょう。このコミュニケーションプランが成功したら、どのような状況が生まれているのか?オーディエンスにはどのような変化が起こっているのか?を想像し、定義します。
4. コミュニケーションプランで伝えるストーリーを考える
企業やブランドが伝えたいストーリーはどのようなものでしょうか?製品やブランドの特異性は何か、どのように始めたのか、どんなことをしたいと考えているのか、どんなイメージを持ってもらいたいか、などを言語化します。オーディエンスに、他社ではなく自社の製品やサービスを選んでもらうために重要なポイントは何か?を明確にし区別していきます。
5. コミュニケーションプランのタイムラインやチャネルを選択する
何をストーリーとして伝えていくかが決まったら、それをオーディエンスに伝えるにはどのチャネルで、いつ伝えるのが良いのかを計画していきます。チャネルは会社の規模や持っているリソース、届けたいオーディエンスに応じて変わります。時流を捉えて最適なものを選択しましょう。
6. コミュニケーションプランを実行し評価する
ここまでの計画ができたら、あとは実行です。実際にコミュニケーションプランを進める上では、成功した点や改善点を必ず確認しましょう。何を評価軸として設定しておくかも大切です。コミュニケーションプランは一回作成して終わりではありません。運用と改善を繰り返していくことで、製品やサービスとオーディエンスとの良い関係性を築いていくことができます。
イノベーションワークスペースである Miro では便利なプロジェクト管理ツールや無料のマーケティングテンプレートを活用することで、いつでもコミュニケーションプランを作成することができます。
アカウント作成も無料でできるので、ぜひ Miro をお試しください。
AARRR テンプレート
活躍するシチュエーション:
マーケティング, 戦略プランニング, プロジェクト計画
その名前のために「海賊メトリクス」とも呼ばれる AARRR(声に出して言ってみてください、楽しいですよ) は、スタートアップにとって大変有効なアプローチです。AARRR は Acquisition(獲得)、Activation(活性化)、Retention(継続)、Referral(紹介)、そして Revenue(収益)の頭文字を集めたものです。これら 5 つの鍵となるユーザー行動は測定可能であり、企業の成長を促進します。これら 5 つの要素それぞれについて適切な質問し答えると、明確な目標を設定し、達成できるようにするための最良のステップを特定することができるようになります。
666 ロードマップテンプレート
活躍するシチュエーション:
ロードマップ, プロダクト管理, 戦略プランニング
多くの企業、特にスタートアップにとって、将来の計画を立てるときには 2 つの視点を念頭に置くことが重要です。「計画」は近い将来に達成したいことをクロースアップしたものですが、「ビジョン」は長期的に達成したいと考えることを俯瞰して見たものを表します。666ロードマップは、今後について計画する際に、次の 6 年、6 カ月、6 週間で区切って考えることを促します。このロードマップを活用して、作り上げたいものについて考え、来る四半期の具体的な計画に焦点を当てましょう。
RAID ログテンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, プロジェクト管理, アジャイルワークフロー
RAID ログは、リスク、前提条件、課題、依存関係という 4 つの分野に着目し、プロジェクト計画の策定をサポートするツールです。リスクは、プロジェクトに悪影響を及ぼす可能性のある潜在的な問題を指します。前提条件は、発生すればプロジェクトを成功に導くことができる事象を指します(発生しなければプロジェクトに悪い結果をもたらします)。課題は、すでに発生してプロジェクトに悪影響を及ぼしたリスクを指します。依存関係は、プロジェクトを進行させるために開始または終了させる必要がある関係を指します。RAID ログは、プロジェクトの開始時に多く使用されますが、進行中のプロジェクトの調整や状況を共有するのにも有効なツールです。
プロジェクトキックオフテンプレート
活躍するシチュエーション:
プロジェクト管理, ドキュメンテーション, ミーティング
このプロジェクトキックオフミーティング用テンプレートは、プロジェクトのマニフェストのように、プロジェクトに関するあらゆる情報を 1 か所の共有スペースで管理するのに役立ちます。このテンプレートには、相談する必要があるプロジェクトの目標と目的、チームの役割と責任、次のステップ、リソース資料を定義する 7 つのアクティビティが用意されています。プロジェクトキックオフミーティング用テンプレートを使用して、プロジェクトを効果的に管理し、全員の認識を合わせましょう。
ペルソナ設定テンプレート
活躍するシチュエーション:
マーケティング, デスクリサーチ, ユーザーエクスペリエンス
Miroのペルソナ設定テンプレートを活用して、自社サービスや商品の対象となるユーザープロフィールを作成し、顧客への販売方法をより深く理解したり、改善案の策定に役立てましょう。
ER 図(実体関連図)テンプレート
活躍するシチュエーション:
フローチャート, 戦略プランニング, 図表作成
MiroのER図(実体関連図)テンプレートを活用して、データベース設計を効率的に行いましょう。ソフトウェアやアップデートの実装前に、システム内の要素の相互関係や構造をER図を使って計画することで、設計作業をよりスムーズに進めることができるようになります。