アプリ開発キャンバステンプレート
アプリを開発する際に重要なものを全体像で伝えることができます。
アプリ開発キャンバステンプレートについて
アプリ開発キャンバスとは
モバイルアプリケーションを設計する際には、UI・UX デザインや、コンテンツ、マーケティング、エンジニアリング、プロダクト管理など多くの不確定要素を特定、管理する必要があります。また、同時にチームの全体的なビジョンを維持し、顧客とのコミュニケーションを維持することも重要です。
アプリ開発キャンバスでは、アプリを開発する際に重要な項目の概要を把握することができます。また、顧客のフィードバックを取り入れ、顧客価値を最大化することで、カスタムのモバイルプリ開発プロセスを最適化するのに役立ちます。開発チームに役立つ利用方法については、リンクから詳細をご覧ください。
アプリ開発キャンバスを使用するメリット
アプリ開発キャンバスがあれば、プロジェクトの進捗状況について全体像を把握しながら、チームのプロセスにおける各側面の概要を把握できます。これにより、プロセスを微調整し、起こりうる問題点に早期対処し、その過程でよりよい製品を生み出せるようになるのです。
アプリ開発キャンバスの活用方法
アプリ開発キャンバスは、開発プロセスのあらゆる段階で役に立つワイヤーフレームツールです。チームが既にアプリ開発に取りかかっている場合でも、これから開発を始めようとしている場合でも、アプリ開発キャンバスは、対局的な視点と細かなところまで目の行き届いた内容を組み合わせます。
以下のようなシナリオで使用します。
モバイルテストに取り組むためにプロトタイプを作成する時
モバイルアプリ開発で、顧客や関係者とのコラボレーションが必要な時
製品発売時の継続的テストを最小限に抑えるため
アプリをコスト効率の高い方法で開発するため
アプリ開発ライフサイクルの全体をとおして顧客と関わるため
アプリ開発にかかる時間や資金的リスクを最小限に抑えるため
アプリに対する顧客の反応を測定するため
アプリ開発キャンバスの作成
アプリ開発キャンバスには18 のボックスが含まれており、アプリで取り組むことの全体像を把握するために記入するようになっています。ボックスは、アプリ開発プロセスの最も重要な側面を網羅します。
通常、キャンバスを2つに分けて考えると分かりやすくなります。
問題点:まず、アプリが解決しようとする問題をボックスに記入します。顧客は何を求めていますか?なぜ顧客はそれを得られていないのでしょうか?競合他社が間違っている点や、全く取り組んでいないことは何ですか?
解決策:次に、独自のバリュープロポジションを明確にします。開発中のアプリは、顧客や見込み客の課題をどのように解決しますか?開発中のアプリは、競合他社のものとはどのような違いがありますか?
Miro のシンプルなワイヤーフレームテンプレートを使用すれば、アプリ開発キャンバスを作成するのは簡単です。このアプリ開発キャンバス用テンプレートを選択し、チームのニーズに応じてカスタマイズします。Miro のテンプレートは、チーム全体で作成し、共有するのに最適なキャンバスです。
改善報告書テンプレート
活躍するシチュエーション:
アジャイル手法, オペレーション, ドキュメンテーション
偉大な企業が偉大である理由は何でしょうか?これらの企業は、偉大な文化を育み維持していく文化を持っています。そのためには、「改善」に対する努力を惜しみません。そのような企業(またはそれを目指す企業)にとって、カイゼンレポートは理想的なツールです。このツールを使用することで、チーム、部門、組織レベルにおける継続的な改善活動の指針となるシンプルで視覚的なガイドを作成することができます。改善報告書を使用すれば、全社員が自身の業務内容を確認し、重要な業務の見落としを未然に防ぐことを可能にします。つまり、改善報告書は、組織の全体的なモラルを向上させる強力なツールと言えます。
バング・フォー・ザ・バック テンプレート
活躍するシチュエーション:
優先順位付け, 戦略プランニング, プロジェクト管理
名前の通りです。このアジャイルフレームワークは、プロダクトマネージャーと開発チーム間のコラボレーションに力をつけることで、効率を最大限に高めることに尽きます。プロダクトマネージャーと開発チームが共にプロジェクトアジェンダにある各 To Do リストを確認し、コストやメリットの観点から評価することができます。そうすることで、費やしたコストに対しどれだけの利益を上げられるかという点に基づいてタスクに優先順位をつけることができます。このテンプレートは、次回のスプリントに取り組むための戦略的な計画を立てようとするチームや組織に最適です。
ビジネスモデルキャンバステンプレート
活躍するシチュエーション:
リーダーシップ, アジャイル手法, 戦略プランニング
Miroのビジネスモデルキャンバステンプレートを活用して、新規事業開拓における戦略立案、ビジネスの見直し、マーケット分析を行い、効果的にビジネスを推進しましょう。
リモートデザインスプリント
活躍するシチュエーション:
デザイン, デスクリサーチ, スプリントプランニング
デザインスプリントでは、4、5日間かけてプロトタイプの設計、反復、テストを集中的に行います。デザインスプリントは、旧態依然の作業プロセスから脱却し、新鮮な視点を見出し、ユニークな方法で問題を捉えて、迅速にソリューションを開発するための手法です。デザインスプリントは、Google によって発案された高速フレームワークであり、問題に対するチーム間で認識の統一や、複数の解決策の考案、プロトタイプの作成とテスト、ユーザーからのフィードバックを短期間での収集するために使用されます。このテンプレートは、ビジネス中心のデザインコンサルタントである JustMad が初めて考案し、世界中の分散したチームによって活用されています。
ターゲットオーディエンステンプレート
活躍するシチュエーション:
マーケティング, デスクリサーチ, 優先順位付け
ターゲットオーディエンステンプレートは、見込み客を理解するのに役立ちます。どのような人があなたの会社やサービスに興味がありますか?どのような人があなたの製品を購入する可能性がありますか?その人たちにはどのようなマーケティングが有効ですか?ターゲットオーディエンス分析では、年齢や性別だけでなく、収入や学歴、居住地などの様々な人口統計、あるいは興味や意見などのサイコグラフィックの観点からオーディエンスを説明します。ターゲットオーディエンスの分析は、ほとんどのビジネス機能に対して重要なインサイトを提供します。
プロダクトキャンバステンプレート
活躍するシチュエーション:
デスクリサーチ, UX デザイン
プロダクトキャンバスは、製品がどんなもので、戦略的にどのように位置付けられるかを伝える、簡潔でコンテンツが豊富なツールです。プロジェクトキャンバスは、アジャイルと UX を組み合わせることで、ペルソナ、ストーリーボード、シナリオ、デザインスケッチ、その他の UX 成果物でユーザーストーリを補います。プロダクトキャンバスは、プロダクトマネージャーがプロトタイプを定義するのに役立つので、便利です。プロダクトキャンバスの作成は、見込み客、解決する必要がある問題、基本的な製品機能、検討する価値がある高度な機能、競争優位性、製品から得られる顧客の潜在的な利益を判断する上で重要な最初のステップです。